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渡部暁斗の個人戦フィニッシュ直前の快走や、団体戦における4選手の激走はまさしく数々の歴戦を経験する山崎(正しくは右上が「立」)サービスマンのおかげであった。
さらに試合を観ていてくれた人々の中には、このシーンが見られたはずだ。
それは4走の大役を果たすべく果敢に走り抜き、突き放されず。そう、最後の競技場へ入る昇りから亡き父・直鋭さんのおぼろげな手が山本涼太の背中をぐいぐいと押し上げていたのを。その勢いと気力を受けて3位争いで、強豪オーストリアを綺麗にまいていったのだ。
北京冬季五輪でついに日本複合チームは28年ぶりのメダルとなる3位銅メダルを獲得した。
テレビ解説者で『行け、行けっ!』と、周回コースのシーンにおいて言葉短く叫び続けた前複合ヘッドコーチ阿部雅司(札幌オリンピックミュージアム名誉館長)、リベレツ世界選手権団体戦で金メダルをもたらした成田収平SAJ前競技本部長、同じく日本最強クロカンランナーで、そのリベレツで怒涛の走りを見せた湊祐介(イトイ産業スキー部コーチ)らの想いが一気に爆発したのだ。
一走に好調ジャンプで飛ばしまくった渡部善斗、二走はベテラン36歳の永井秀昭、三走で駆け引きが長ける渡部暁斗、そしてアンカーに新鋭の山本涼太という斬新きわまりない珠玉のメンバー。それもスキーストラクチャーとワックス選択に成功して抜群に滑るスキーがあればこその快挙だ!
より良き仕事を終えた山崎(正しくは右上が「立」)サービスマンは帰りの空港で4人に銅メダルを4つかけて貰い、それはもう、いやいやいやと恐縮したものの、なにやらうつむき加減で至極、うれしそうな表情を見せていた。
来シーズンに向けて
海外勢に目を移そう。COVIT-19の感染がみられ、強者リーベル(ノルウェー)やら実績あるフレンツェル(ドイツ)などは、やはりトレーニング不足に陥り、他にもW杯選手では精彩に欠ける選手が相次いだ。
また好調を維持した若きランパルタ(オーストリア)や大型選手のオフテブロ(ノルウェー)、好ランナーのガイガー(ドイツ)、経験豊富なリーゼック(ドイツ)、姉も優秀なジャンプ選手だった若手ファイスト(ドイツ)などは、来るシーズンの台風の目になってこよう。
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