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スキー コラム 2014年11月20日

クリンゲンタールの風強し = W杯スキージャンプ クリンゲンタール(ドイツ)プレビュー

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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新規のルールとしてはわかりやすく言えばジャンプスーツが太くなる。これは身体から3㎝(女子4㎝)の余裕を持つ。そして生地は4~6㎜ということは浮力が得やすくなる。
さらにヘルメットは厚めのパッドで頭部を保護するタイプ。見た目も大きくなった。どちらも安全性を考慮してのルール制定であった。とくに女子選手では空中スピードが出たときに着地における激しい衝撃で膝を故障する選手が続出、それが懸念されていたことを受けての措置でもあった。

日本チームはその新規対応に追われた風だが、まだそこまでシリアスには感じてはいない。
前年の五輪で成功した魅惑のジャンプスーツ、いまやそれは広く欧州に知られ、そこに、これだとぶつけていけばどうなるか、またルール改正が…。いや、それは避けておこう。日本のミズノには素晴らしい技術がある。だからじっくりと時を待つ、そのスタンスだ。
要するに海外有力選手における今季のターゲットは2015ファルン世界選手権で表彰台に上がり、スポンサーからの多額のボーナスを獲得すること、これだった。
五輪ではスポンサーマークの制限がある。露出効果や広告効果における最大なものは、ノルディックスキー世界選手権。各スキーメーカーやヘルメットゴーグル、オーバーウエアなどこぞって斬新なデザインとカラーリングで雪上を飾ってくる。それだけに通常のW杯と世界選手権があれば、五輪は?という感触と懸念が出てくるのである。
ミュンヘンやオスロなど欧州各国の有力五輪開催地候補の軒並みキャンセルは、それに起因するとの話もあるくらいだ。

さあ、風が巻いてきそうなクリンゲンタールの開幕戦、じっくりと楽しみましょう。

岩瀬 孝文

岩瀬 孝文

ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。

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