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フィギュア スケート コラム 2023年4月11日

チョック&ベイツ組が悲願の金メダル獲得。村元哉中&高橋大輔組は日本勢過去最高タイの11位「1年間続けてきて良かった」| ISU世界フィギュアスケート選手権2023 アイスダンス レビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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それどころかすべてにレベル4の評価がついた。採点表には4と5がずらりと並び、GOE出来栄え加点もことごとく高かった。「流れを中断するような重大なミスが1回」の場合は上限9.50点と定められている演技構成点PCSさえ、3項目すべてで9.50以上。FDでも134.07点でパーソナルベストを更新し、トータルでは、1年前の世界選手権で記録したPBを9点以上も上回る堂々の226.01点!

2024年に結婚式を予定しているチョック&ベイツ組が、金色の幸福に浸った。アメリカにとっては10年ぶりのアイスダンス金メダルで、しかもデーヴィス&ホワイト組に次いで、アメリカ史上2組目の世界チャンピオンカップルとなった。

一方のギニャール&ファッブリ組は、「苦節」13年目、世界選出場11回目の悲願達成。33歳&35歳の春に、初めての世界選メダルをつかみ取った。

「このメダルは僕らにとって多くの意味を持ちます。長年にわたり厳しい練習を積み重ねてきましたし、苦しい時もありました。たくさんのアップダウンを経て、こうして世界選メダルにたどり着きました」(ファッブリ)

高速でリンクを横断しつつも、近く、深く、乱れのない足さばきが、正当に高い評価を受けた。グランプリ大会初優勝、欧州選手権初優勝と、今季はキャリア最高の快進撃を続けてきたシャルマル組だが、「得点の伸び悩み」には少々不満も抱えてきたという。

ただし、今大会RDのパターンダンスタイプステップシークエンスでは、全参加者中で唯一のレベル4を勝ち取った。ミッドラインステップシークエンスも、首位チョクベイ組の2人を除けば、最高レベルの評価を受けたはギニャールのみ。やはりPBを2点以上塗り替えて、RD88.21点の高得点を得た。

「今日はあらゆる動きが自然に進みました。だから自分たちとしては、良い演技ができた、と確信していたんです。でも、欧州選でもすごくいいスケートができたのに、思ったような得点はもらえませんでした。だからこそ、ようやくスコアに反映された、と感慨深い気持ちです」(ギニャール)

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