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観衆をわかせた日本の來田奈央&森田真沙也組は16位「最初から最後まで楽しんだ」| ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権2023 アイスダンス レビュー
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部技術力の大きな成長で、リムの女優力とクァンのサポート力はますます光り輝いた。FD「死の舞踏」は、ぞくぞくするほど妖艶で、決して視線をそらすことができないマグネティックな魅力を放った。やはり4.06点も一気にパーソナルベストを更新。トータル174.39点は、なんと11.86点もの向上だった!
「FDの中盤から、自分たちの中では、良い滑りが出来ているという実感がありました。でも実際にどんなスコアが出るのかまでは分かりません。だから点数が発表された時は、最高の気分でした」(リム)
やはりジュニア最後のシーズンを、全戦全勝で突っ走ってきたナディア・バシェスカ&ピーター・ボマン組(カナダ)は、最後の試合では金メダルを逃した。1年目のジュニア世界選と同じ銅メダルで、4年間のジュニア生活の幕を閉じた。
RDではパターンダンスで、今季最悪レベルの評価しか得られなかった。さすがだったのは、他のすべてのエレメンツで、レベル4をしっかりと押さえたこと。しかもJGPFチャンピオンとして、地元カナダの大きな期待を背負う2人は、表彰台圏外のRD4位から逆転を成功させた。「強いプログラム」と本人たちが誇るFD「レッド・バイオリン」を、頭の先からつま先まで、美しく滑らかに演じ切って。
「僕らはただこの瞬間を楽しもうと努力しましたし、お互いに心の底から支え合いました」(ボマン)
バシェスカ&ボマン組は、わずか0.06点差で、3位表彰台に滑り込んだ。代わりにRD3位フィービー・ベッカー&ジェームス・ヘルナンデス組(イギリス)が、4位後退を余儀なくされた。
男性は父親を2週間前に亡くし、女性は前週3日間病気で寝込み、加えてカルガリーではロストバゲージで練習が思うように出来なかった……そんな苦境を感じさせないほど、2人は質の高い演技を見せた。高い技術力はレベルやGOEに反映され、ノーブルかつ情熱的な表現力は見る者を魅了した。トータルでは9.52点もパーソナルベストを更新し、特にFDは初めての100点超え。
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