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村上遥奈&森口澄士組は堂々の4位!頂点に輝いたバラム&ティウメンツェフ組「全ての人に、感謝します」| ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権2023 ペア レビュー
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部「僕たちにとってベストな大会ではありませんでした。でも、これが、スポーツというものです。厳しいですね。でもコーチからは、『よくやった』と褒めてもらえましたし、僕らも最後まで戦い抜きました」(ギョトポウロス・ムーア)
ゴルベワ&ギョトポウロス・ムーア組は、 3月末には、シニアの世界選手権に初挑戦。目標は「トップ10入りとクリーンなプログラムを2本揃えること」なんだとか。
すでに欧州選手権で9位に食い込んだヴィオレッタ・セロバ&イワン・コフタ組(ウクライナ)と、国内選でシニア2位のオクサナ・ブリャモ&フラヴィアン・ジノー組(フランス)もまた、世界選手権参戦のためにさいたまスーパーアリーナに乗り込む。
そのセロバ&コフタ組は、2人で転戦を始めて5シーズン目 だけに、ペアとしての成熟度の高さを見せつけた。3回転ツイストは、全参加ペアの中で唯一、SP・FSともにレベル4を獲得。またジャンプに3回転は組み込まなかったものの(ジュニアGPでは成功済み)、代わりに工夫が詰め込まれたつなぎ動作や、オリジナリティあふれるステップやスピンで、「魅せる」プログラムを披露した。
やはりSP・FS・トータルすべてでパーソナルベストを塗り替えて、セロバ&コフタ組は3位表彰台に立った。ウクライナペアとしては、史上初めての世界ジュニアメダル。ちなみに大会前には2週間早めにカナダ入りし、「りくりゅう」こと三浦璃来&木原龍一組と同じリンクで練習を重ね、大いに刺激と学びを得たのだとか。
またブリャモ&ジノー組は最終的には5位で大会を終えたが、SPでは3回転スローを見事に決め、2位に食い込んだ。パワフルで、キュートで、いかにも「フレンチ」な雰囲気のプログラムを演じこなす2人は、元五輪金メダリストのブルーノ・マッソの説得で、3年前にカップル結成にこぎつけた。今試合直後には世界選代表入りの朗報を受け取り、シーズンが3月末まで伸びた。「究極の夢」は、もちろん、五輪金メダルだという。
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