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フィギュア スケート コラム 2023年2月8日

絶対的な優勝候補。日本の三浦璃来と木原龍一に今大会、敵はいない。 | ISU四大陸フィギュアスケート選手権2023 ペア プレビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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結成1年目の初戦国際大会で金メダル、初チャレンジャー大会で銀メダル、初の全米選手権で銅メダルと、オシェイ&カム組(アメリカ)はとてつもないハイスピードで成長を重ねてきた。四大陸選手権は、2人にとってわずか4試合目。しかも経験豊富な31歳オシェイとは異なり、ジュニア時代から通して国際選手権どころかGP大会も経験したことのない18歳のカムにとっては、文字通り初体験の大舞台となる。同ペアの5戦目は、もちろん世界選手権!

またヴァレンティナ・プラザス&マクシミリアーノ・フェルナンデス(アメリカ)は、昨春「シメフレ」組の世界選優勝に刺激され、今季の目標を「四大陸行き」と定めていたという。コロンビア生まれの女性と、ペルー&キューバにルーツを持つ男性との、踊れる「ヒスパニック系」ペア。全米選手権5位に食い込み、見事に目標達成だ。

待ちに待った四大陸メダルのチャンスを逃したくないのが、カナダチャンピオンのディアナ・ステラート&マキシム・デシャン組。女性は別のパートナーと2018年大会で5位入賞を果たしている。男性側は異なる2人のパートナーと8位、9位とひと桁台の経験あり。もちろん現ペアで戦った昨大会は、2人にとって最高位の4位に食い込んだ。

なにより今季のステラート&デシャンは、「夢のようなシーズン」を送ってきた。GPシリーズでアメリカ杯2位、フランス杯優勝、そしてファイナル4位。つまり2000年に女子シングルで世界ジュニア銀メダリストになった翌年に、故障で競技引退し……15年後にペア選手として現役復帰を果たしたステラートが、39歳でGP史上最年長の初メダルをもぎ取ったのだ!「嬉しいサプライズ」は、きっとまだまだ続く。

1年前の四大陸銅メダリストのトレント・ミショーは、昨8月に、元パートナーの引退でカップル解消。そこから大急ぎでシングルスケーターのリア・ペレイラとチームを結成すると、猛ダッシュで四大陸へとやってきた。12月に国際大会でミニマム(と銅メダル)を確保していたおかげで、世界選への切符も手に入れた。一試合一試合進化する2人のコンビネーションが見逃せない。

一方でGPアメリカ杯3位のケリーアン・ローラン&ルカ・エティエ(カナダ)は、正真正銘、ISUシニア国際選手権初体験。1年後に地元のカナダの仏語圏で開催される世界選手権に向けて、最高の経験にしたい。

五輪金メダリストにして、四大陸優勝6回のウェンジン・スイ&ツォン・ハン組が第一線から遠ざかり、さらに怪我によるペン・チェン&ヤン・ジン組の長期欠場が重なって、中国は若きペア2組をアメリカへと送り込む。世界屈指のペア大国の、次世代のチャンピオンレースも、すでに始まっている。

文:J SPORTS編集部

J SPORTS編集部

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