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引退、雪辱、そして平和、それぞれの想いが込められた大切な大会が、フランスのモンペリエで幕を開ける | ISU世界フィギュアスケート選手権2022 プレビュー
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部2年前にここフランスで絶望を味わい、そこから力強く立ち上がった宇野が、突き抜けた先で手に入れたもの。それこそが、もはやなにがあっても揺るがない芯と、フリーで4回転5本の高難度構成に挑む勇敢さであり、2大会連続、団体戦も含め自身3つ目の五輪メダルだった。苦悩の時を経て、演技の艶もさらに増した。3大会ぶり3度目の世界選メダルは、手の届くところにある。
日本の3人目には、日本一の頼もしい助っ人、友野一希が急遽招集された。プランタン杯で自身初の国際タイトルを勝ち取り、絶好調のまま、4年ぶり2度目の世界選へとやってくる!
たとえチェンは不在でも、アメリカ勢は、日本の3人にとってとてつもなく手強いライバルだ。ヴィンセント・ジョウにとっては捲土重来。五輪個人戦をコロナ陽性で棄権せざるを得なかった悔しさも……ショートでミスが重なり、まさかのフリー進出が果たせなかった1年前ストックホルム大会の汚名も、すべてこの地で晴らしたい。特にフリーは恐ろしい難構成で攻めてくるはずだ。
台風の目になりそうなのが初出場の17歳イリヤ・マリニン。今季前半戦はジュニアGPを転戦していた(そして2大会を制した)というのに、全米選手権フリーで4回転を4本飛び、あっさり銀メダルをさらいとった。4月に延期された世界ジュニアを獲りに行く前に、シニア世界選で大きな成果を手に入れてしまうかもしれない。
もちろん1月四大陸選手権制覇、2月五輪5位と充実のシーズンを送っているジュンファン・チャも、難度の高い4回転ジャンプに加えて芸術面での評価もぐんぐん伸ばしているダニエル・グラッスルも、表彰台を狙える実力は十分に備えている。
女子シングル
女子シングル 日本人3選手
疾走するスケーティングに、ダイナミックなジャンプ。回を重ねていくごとに、深みを増していく、その世界観。坂本花織のあらゆる美点の結晶こそが、五輪の銅メダルだった。
北京での台乗りが、本人にとってもサプライズだったのだとしたら、今大会は、堂々たる優勝大本命として氷に立つ。過去6大会で5回世界一の座を独占し、1年前は表彰台を総なめにしたロシア女子は、今大会は不在だ。
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