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フィギュア スケート コラム 2021年6月14日

町田樹のスポーツアカデミア【Reportage:アリーナの今を訪ねて】 ~さいたまスーパーアリーナ~ ニーズに合わせた変幻自在の内部機構:ムービングブロック

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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◆テレビ初公開 床下の謎

町田:地下1階にやってまいりました。ここは関係者とか出演者の控え室とか、私はここの通路でウォーミングアップをしたり、出番に向けて備えていたわけですが、このスロープの先に何があるんだろうとずっと気になっていました。ここから先は選手も行けなかったので。

ガンダムの世界のような無数の鉄骨たち。これらが稼働すると、先ほどまで立っていたステージが降下。また違うアリーナの形状に変化し、さらにおよそ2000席以上もの客席を作り出すことができます。

町田:ロボットのようです。みなさん見えますか、無数の足がいっぱい並んでいる状態です。

小峯:ここまで全体一括にしかも自動でというのは、当施設が最大だと思います。

町田樹

町田樹

町田:普通、舞台だと一部がせり上がって出演者が登場するみたいな機構はありますが、全部が動いちゃうということですもんね。本当に男の子だったら興奮せざるを得ないシチュエーションというか、光景だと思います。

小峯:機構を見ていると本当によく考えるなと思います。運用している側としてもすごいものを運用させられているんだなと実感しますね。

町田:また印象が全然違いますね。

小峯:先ほどの状態から3m60cm下がった高さになります。この高さですと、今度オリンピックでやりますバスケットボールの床の高さになります。段差の高さが決まったら、自動で椅子が下からできてます。

町田:ここからの景色が私の目には一番馴染みます。いつもこのタイプだったので。フィギュアスケートもさいたまスーパーアリーナのマックスのキャパでできるスポーツになったということですよね。

ここまでさいたまスーパーアリーナについて徹底的に潜入調査をさせていただいたわけですけども、この天井、そして椅子、床、その全部が動く内部機構、技術的なところをたくさん見せてもらいました。一昔前ですと、箱物行政などと揶揄された時代もありましたが、今は全くそんなことはなくて、こんなに大きな機構の裏にはたくさんの技術とたくさんの人の創意工夫が詰まって、ようやくこの巨大なアリーナは稼働し、みなさんにサービスを提供することができるということを身を以て感じることができた時間でした。

文:J SPORTS編集部

J SPORTS編集部

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