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町田樹のスポーツアカデミア【Reportage:アリーナの今を訪ねて】 ~さいたまスーパーアリーナ~ ニーズに合わせた変幻自在の内部機構:ムービングブロック
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部小松:結構シンプルな動きが基本になっていまして、それを実現する技術はいろいろな応用です。機械の分野や航空の分野から得たものを建築に置き換えてやっています。
町田:日建設計さんはさいたまスーパーアリーナ以外にもたくさんのスタジアム・アリーナを国内外で手がけられておりますが、後にも先にもあの機構はスーパーアリーナだけです。スーパーアリーナの利用者だった者として、本当に快適で、その機構がどんどん応用されていけば、いわばスタジアムアリーナのスタンダードな設計になりそうな気がしているんですが、やはり実現は難しいのでしょうか。
亀井:さいたまスーパーアリーナという一つの大きな空間でいろいろなことができる。もっと土地があれば2つ作っちゃえば良い、3つ作れば良いみたいなことがありますが、そういう意味では日本独特な感じはしますね、さいたまスーパーアリーナは。土地の制約があって、便利なところに作る場合にあのようなアイデアが生まれました。そういったコンテクストの中だからこそ、あのような物ができたということがあると思います。だから、あれが必ずしも一つの答えということではないと思います。
こだわりの外観
多目的に使え、さまざまな収容人数に対応できる施設で、都心に近い場所。そんな多種多様な制約があったからこそできたアイデア。施設内だけではなく、外観にも拘りがあります。
亀井:動きのある形が施設の印象からして良いんじゃないかということで、屋根を斜めにして、6度傾いているんですけど、目の前にあるさいたま広場に手を伸ばしているような感じで、お客様をお迎えするようなイメージで作りました。スピード感とともにダイナミック、そしてお迎えするということ。斜めにしたことで、北風が上にのぼっていって、さいたま広場のところは風から守られるという効果もあります。ただ単に形ということではなく、実能ですね、頑強的な効果もあります。
町田:いかに街全体に溶け込むかということですよね。
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