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ラグビー コラム 2026年7月3日

関東の注目選手が集結!大学スター、モンゴル出身、兄が日本代表10番…。上半期を締めくくる「第13回関東大学ラグビーオールスターゲーム2026」

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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秩父宮に関東大学ラグビーの注目選手が集結する。

7月5日(日)、東京・秩父宮ラグビー場で、今年も関東大学ラグビーオールスターゲームが開催される。

以下が“関東ラグビー界の球宴”のスケジュール。第4試合までが7人制。第5試合の「対抗戦選抜」×「リーグ戦選抜」が15人制となる。

○14:00 第1試合:「学生クラブ選抜」×「理工系リーグ選抜」
○14:30 第2試合:「医歯薬リーグ選抜」×「リーグ戦3部選抜」
○15:00 第3試合:「対抗戦Bグループ選抜」×「リーグ戦2部選抜」
○15:30 第4試合:「対抗戦女子選抜」×「リーグ戦女子選抜」
○17:00 第5試合:「対抗戦選抜」×「リーグ戦選抜」

秩父宮が会場にならないグループの選手にとっては、聖地でプレーする貴重な機会だろう。リーグワンチームの関係者の来場も予想され、上を目指す選手にとってはアピールの絶好機でもある。

ファンにとっては「見たかったアノ選手」や「隠れた逸材」を目撃する機会にもなるだろう。

第3試合の「対抗戦Bグループ選抜」には上智大学の快足ランナー、前畑大陸ヒースの名前がある。そして同試合の「リーグ戦2部選抜」に登場するダバジャブ・ノロブサマブー(国士舘大学)はモンゴル出身。日本代表リーチマイケルの発掘プロジェクトで札幌山の手高に進んだ4年生だ。同じリーグ戦2部選抜には1部復帰を目指す大東文化大学の吉岡聖太(石見智翠館)など実力者の顔もある。

第4試合では今年も女子のゲームが行われる。

女子は7人制の経験が豊富な選手が多い。兄・龍之介が今週土曜日のイタリア代表戦で日本代表の10番を背負う伊藤ちひろ(早稲田大学)もその一人だ。セブンズを熟知した女子ならではのハイレベルなゲームが期待される。

そして最終ゲームは、この日唯一の15人制ゲームとなる「対抗戦選抜」×「リーグ戦選抜」。

所属グループのシーズン成績からすると、リーグ戦勢は分が悪い。大学チャンピオンは2006年度の関東学院大学以来遠ざかっており、準優勝も2016年度の東海大学以降は現れていない。

だがオールスターでは拮抗することが多い。

2014年(第2回)からは3年連続でリーグ戦選抜が勝利した。昨年も対抗戦選抜が1点差(34-33)で辛くも逃げ切るシーソーゲームとなった。

一時的な合同チームであるため組織ディフェンスは精度を欠きやすく、試合内容は点の取り合いになることが多い。今年も激しいアタックの応酬を期待したいところだ。

かつての同級生が再びチームメイトになるのもオールスターの良さだろう。

國學院久我山の同級生であるHO清水健伸(早大主将)とLO磯部俊太朗(筑波大学)。佐賀工業のSO服部亮太(早大)とCTB大和哲将(明治大学)など。かつてのチームメイト同士に注目するのも一興だ。

3人の1年生も抜擢されている。

対抗戦選抜では明大の2名。1年目にして“紫紺”のタイトヘッド(3番)で出場しているPR濱田翔大(松山聖陵)、そして今春に先発9番も担っているSH岡元聡志(京都成章)だ。リーグ戦選抜では大分舞鶴出身のCTBサナイラ・ロコトゥイブナ(流通経済大学 )が入っている。

一般的にクラブはオールスター後にオフに入る。スタンドで応援する学生も楽しげで、お祭りの雰囲気が漂う。日曜日の昼下がり、1日限りの“球宴”を心ゆくまで楽しみたい。

文: 多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある

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