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戦いの舞台となる小田原市城山陸上競技場(神奈川)は、緑に囲まれた気持ちのいい場所だ。
駅から坂道を歩いて15分ほどか。5月17日の試合当日は、道中に汗をかきそうな好天が見込まれている。
J SPORTS オンデマンド番組情報
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東海大学 vs. 早稲田大学 Aグループ ラグビー 関東大学春季交流大会2026【先行】
配信日時 : 2026年5月17日(日)午後0:50 ~
関東大学春季大会、東海大学 × 早稲田大学は13時にキックオフが予定されている。早大は同大会の今季初戦で筑波大に45-12と勝った(4月26日)。東海大は同じ筑波大と戦い、19-57と完敗している(5月10日)。
東海大は今季、まだ主将を決めていない。リーダー制のもと、複数の選手たちが仲間たちを引っ張っている。自分たちのチームをより良く作り上げようとする意識を高めたいからだ。
その中から先頭に立つ存在が出てきてくれたら、と木村季由監督は願う。
春季大会初戦ではLO中村太志朗がゲームキャプテンを務め、今回の早大戦でも4番のジャージーを着て先発する。大阪産業大学附属高校卒の4年生。181センチ、100キロと均整の取れた体躯を持つ。
木村監督は「しっかり仕事をするタイプ」と信頼を寄せる。「FWのいろんな局面で、落ち着いてリードできる」対応力も持つ。
昨季のメンバーが抜けて経験値を積み上げているパックをまとめ、前に出す役割を担う。
以前から中心選手として活躍しているLOトゥポウ・ランギやCTBコンラッド・セブンスターが怪我で戦列を離れている状況だが、それは、多くの選手たちにとってはチャンスでもある。ポジションを掴むために必死になる選手たちの台頭を指揮官は待つ。
求めるのは火付け役となる存在。潜在能力を秘める選手たちの闘志を呼び起こす役に出てきてほしい。
14番の鬼頭慶はルーキーイヤ―だった昨シーズン、全試合に出場した。小柄ながら積極的。より決定力を上げそうだ。15番の浦本明惟は3年生になり、こちらも昨季全試合出場の経験をチームに還元したい。アウトサイドや最後尾に2人がいることは、情報共有の点からもチームにメリットがある。
23番でベンチに入ったウェスリー・トンガは前戦ではCTBに入っていたように、もともとはBKの選手。しかし、今回の試合ではバックローに投入するプランもあるという。
チーム事情もあるが、「推進力がある。前に出られる力もあるので、よりボールにリンクさせたい」(木村監督)という狙いもある。
早大相手にチームは、「うまく戦おうとするのではなく、ファーストコンタクトなど、しっかりファイトすることをテーマに戦う」(木村監督)。積み上げてきたフィジカリティーの強さを前面に出して高うつもりだ。
J SPORTS 放送情報
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ラグビー 関東大学春季交流大会2026 東海大学 vs. 早稲田大学
放送日時:2026年5月18日(月)午後 5:00 ~ J SPORTS 1
早大は筑波大戦に勝利した後、5月10日は招待試合を慶大と戦っている。弘前(青森)でのその試合には63-5と大勝。今回もSO服部亮太を中心としたテンポのはやいアタックでアグレッシブに戦うだろう。
先発メンバーは慶大戦からNO8だけが変わった。その試合でも当初メンバーに入りながら、直前に欠場が決まった松沼寛治が8番のジャージーを着る。
慶大相手にブレイクダウンを押し込んだFWはさらにパワーアップしそうだ。
SHの大賀雅仁は、司令塔の服部を生かすパスを正確に放り続けている。そこの安定が、早大のアタックの精度を高めている印象だ。
3年生になった服部は責任感が増している。
「ミリのズレ(僅かなズレ)でアタックは変わってくるので。全員でコミュニケーションを取らないといいパフォーマンスは出せません」と話し、連係の量を増やし、質も高めることに取り組んでいる。
慶大に勝った後、「(HOの清水健伸)キャプテンからアタックのところでリードしてくれというふうに言われているので、練習からリーダーシップを取って、普段の練習から『なんでズレが出たのか』とか『もっとこうした方が上手くいくよ』と、積極的に言うようにしています」と話した。
今季こそ大学日本一になるため、春から細部を突き詰めていく。
フロントローの層も厚くなり、スクラムには自信を持っている。東海大相手にもセットプレーで優位性を作り、持ち前の攻撃力を全開にして戦うだろう。FB植木太一のランは力強く、WTBの山下恵士朗、鈴木寛大がアウトサイドを走るシチュエーションも多く生まれている。
筑波大戦で7トライ、慶大戦では11トライ。さらに連係が密になるなら、得点力も、もっと高まる。
文: 田村 一博
田村一博
前ラグビーマガジン編集長。鹿児島県立鹿児島中央高校→早稲田大学。早大GWラグビークラブでラグビーを始める。ポジションはHO。1989年、ベースボール・マガジン社に入社。ラグビーマガジン編集部に配属される。1993年から4年間の週刊ベースボール編集部勤務を経て、1997年からラグビーマガジン編集長に就く。2024年1月に退任し、現在は編集者、ライターとして活動。
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