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ラグビー コラム 2026年4月16日

連敗回避へ!4位「東京サントリーサンゴリアス」×3位「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」の上位対決!ジャパンラグビーリーグワン2025-2026D1第15節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ディビジョン1(D1)リーグ戦はラスト4試合だ。

ジャパンラグビーリーグワン2025-2026D1第15節。

4位(7勝7敗/勝点39)の東京サントリーサンゴリアスは4月18日(土)、熊本県・えがお健康スタジアムでのホストゲームを迎える。相手は順位が一つ上の3位(11勝3敗/勝点55)クボタスピアーズ船橋・東京ベイだ。

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6強によるプレーオフ進出が確定していないサンゴリアスは、何としても勝点4以上を積み上げたい状況。

一方でスピアーズはプレーオフ進出が決まっているものの、2位以上となれば3位以下が回る準々決勝を回避できる。1位埼玉パナソニックワイルドナイツとの勝点差は1試合で逆転可能な「4」であり、こちらも必勝態勢だ。

 

サンゴリアスは前節(第14節)、三重ホンダヒートに7点差(17-24)でクラブ史上初黒星。7点差以内の敗戦は今季5試合目となった。

なぜ今季は接戦で負ける側にいることが多いのか。指揮2季目の小野晃征HCが答えた。

「そもそも接戦になる展開にしてしまっていること自体が問題だと思っています。そこに至る前に修正できる点は多くあると思います」

「もちろん最後は勝ち切らなければいけない、スコアしなければいけないのですが、今日は実際にトライラインを越えている場面もありながら、コントロールし切れなかったです」

「そのような紙一重の差で結果は大きく変わるので、最後に信じ切れるかどうか。その部分で選手たちに自信をもたせて、勝ち切れるチームを作っていきたいです」

2点差(34-36)で逆転負けを喫した埼玉WK戦は最終盤のコンテストキックの精度が落ち、逆襲を受けた。グラウンディングの攻防も含め、フィニッシュする場面でのプレー精度の向上は一つの改善点かもしれない。

紙一重の差で勝ちきれるチームになれるか。

その腕試しの相手としてスピアーズは格好の相手だろう。熊本のピッチに立つメンバーを見てみると、先発はフロントローを中心に6名変更。前節リザーブだったPR小林賢太、HO堀越康介、会場隣県の宮崎県出身のPR竹内柊平があがった。

LOジョージ ハモンドに天理大出身のパトリック ヴァカタ、スタンドオフはケイレブ・トラスクに。ウイングには前節リザーブの尾崎泰雅が繰り上がった。

9番は今季限りでの現役引退を発表している熊本・荒尾高校出身のSH流大。ラストシーズンの凱旋試合を勝利で飾れるか。

 

ビジターとして乗り込むスピアーズ。

シーズンが深まり各チームの今季退団者の発表も増えてきたが、スピアーズは4月7日に選手・スタッフの退団者を発表。選手の退団リストには元日本代表主将で10季在籍したFLラブスカフニら5名の名前があった。

〇FLピーター・ラブスカフニ(10季在籍)
〇FB/WTBゲラード・ファンデンヒーファー(8季在籍)
〇LOデーヴィッド・ブルブリング(7季在籍)
〇SOバーナード・フォーリ―(7季在籍)
〇SHブリン・ホール(2季在籍)

来季は正10番に君臨してきたSOフォーリーの後継者争いが注目されるだろう。また、スタッフでは、スピアーズの堅守構築に貢献したスコット・マクラウドAC(アシスタントコーチ)も退団。今後は母国開催に燃えるオーストラリア代表のAC(DF担当)となる。

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サンゴリアスも前節はヒートにアップセットを食らったが、前節は首位だったスピアーズも同様だった。

リーグ後半戦(第9節以降)で4勝1敗と調子を上げてきたトヨタヴェルブリッツに7-24で今季3敗目。試合内容は76分頃まで0-24と完封負け寸前。雨中戦となったビジターゲームで、ヴェルブリッツの気迫溢れるディフェンスに阻まれ続けた。

スピアーズのフラン・ルディケHCが敗戦時、必ずと言ってよいほど口にする言葉がある。「プロセスは間違っていない」という一言だ。プロセスさえ正しければ長期的には必ず成功できるという確信があるのだろう。

その姿勢は前節敗戦後の主将も同じだった。

「今日の試合(ヴェルブリッツ戦)は自分たちのラグビーができませんでした。相手のプレッシャーが強く、うまくいきませんでしたが、自分たちのプロセスは間違っていないと思うので、前向きにやっていきたいと思います」(スピアーズ、マキシ ファウルア主将)

ルディケHCが指揮10季で培ってきたチーム文化は揺るぎない。常勝軍団としてのプロセスを守り、スピアーズはいつもの強さを発揮することだろう。

そんなスピアーズのメンバーを見てみると、先発変更は6名。南アフリカ代表HOマルコム・マークスが先発に復帰し、拓殖大学出身のPRイジー・ソードと共に先発へ。LOルアン・ボタもスターターに入った。

ハーフ団は入れ替え。前節の「SH古賀駿汰&SOフォーリー」のコンビから、「SH藤原忍&SO押川敦治」組へ。福岡県出身のCTB廣瀬雄也もスタメンへ。リザーブの岸岡智樹は今季初出場に備える。

サンゴリアスは競り負けるパターンは避けたい。終盤戦のエリアマネジメントとゲームを締めくくる後半メンバーのエナジーに期待したい。スピアーズは安定感抜群のセットプレーから主導権を握れるか。見逃せないゲームのキックオフは土曜日の14時5分だ。

文: 多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある

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