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法政大学vs.立正大学
ラグビー関東大学春季交流大会も終盤。6月15日(日)、東京・法政大学グラウンドでは、関東大学リーグ戦のライバル、法政大学と立正大学の一戦が行われる。
法政大学は昨季リーグ戦5位、立正大学も6位だったため、今春、両校ともBグループに属しており、この試合が春の最終試合となる。
◆Bグループ順位表 ※6月6日時点
1位 筑波大学 勝ち点23(4勝0敗)
2位 慶應義塾 勝ち点17(3勝1敗)
3位 青山学院 勝ち点12(2勝2敗)
4位 流通経済 勝ち点10(1勝1分2敗)
5位 法政大学 勝ち点10(1勝3敗)
6位 立正大学 勝ち点 7(1分3敗)
現在、1勝3敗で4位タイにつけている橙青ジャージーの法政大学。初戦から流通経済大学(●24-29)、慶應義塾大学(●31-45)、筑波大学(●28-49)と3連敗したが、前節は持ち前の展開力を発揮して、青山学院大学に12トライを重ね、76-26と大勝した。
その前節から、FW(フォワード)1人、BK(バックス)1人の2名メンバーを変更した。FW第1列はPR(プロップ)守安史成(3年)、澤村勇介(3年)、U20日本代表HO(フッカー)花澤祐太(2年)の3人は変わらない。
LO(ロックは)山内滉太(3年)が5番から4番に回り、細川幹太(4年)がメンバー外から5番に入った。FL(フランカー)は三浦幹太(3年)が、LOから下がり、FL大沢空(2年)とコンビを組み、NO8(ナンバーエイト)は北村優(3年)がベンチから上がった。
続いてBKを見ていきたい。ランニングラグビーを引っ張るSH(スクラムハーフ)小山田裕悟(4年)と、SO(スタンドオフ)佐川一眞(2年)は変わらず、控えからCTB(センター)鈴木颯太(3年)が先発に上がり、突破力の高いCTB炭竈柚斗(3年)とコンビを組む。
バックスリーはWTB(ウィング)福本耀(2年)が、FB(フルバック)からWTBへ上がり、ルーキーのWTB福本亘(報徳学園)と両翼を担う。キャプテンの田中大誠(4年)が前節の12番から15番へ下がった。
ベンチメンバーを見るとHO木本慶祐(2年)、PR小野寺正太郎(3年)、小笠原吉宗(4年)、LO森将太郎(1年/國學院久我山)、FL植浦慎仁、SH箕輪大地(ともに3年)。
さらにSO/FB小林利仁(1年/昌平)、WTB芦川海琉(4年)、FL弓良堅斗(3年)、WTB渡辺圭祐(2年)、WTB/CTB森田翔大(4年)が入った。
法政大学としては前節同様、ボールを動かしてトライを挙げて、連勝で春を締めくくりたいところだ。
ラグビー関東大学春季交流大会2025
続いて立正大学。春は苦しんでおり、初戦の慶應義塾大学(●17-48)、筑波大学(●26-62)、青山学院大学(●33-40)と3連敗。前節の流通経済大学戦は発雷のため中止となり、0-0の引き分け扱いとなり、1分3敗の6位で、白星に恵まれていない。
何としても春季大会で初勝利を挙げたい立正大学は、2週間前の試合からFW3名、BK2名の5名を入れ替えた。
FWのタイトファイブは全員3年生となり、第1列はPR原口凌河、赤木謙心、HOは阿部耕作が控えから先発に上がった。LOは今澤郁海とヴィリケサ・リモリモ(いずれも3年)がコンビを組む。
FLは控えHOから佐藤陽翔(2年)が左FL、右FLにはメンバー外から平尾晃太(3年)が出場し、NO8は引き続いて舛尾緑(2年)がスタ-ターとなった。
ハーフ団はメンバー外から、SH山上慶吾(2年)が9番を背負い、前節15番だったSO渡邉大樹(2年)が10番を背負い、前節、10番だった西濱綾生(2年)が FBを務める。
CTBは水谷康生(2年)と、キャプテンのハインリッヒ・フルックス(4年)のコンビ。両翼はメンバー外からWTB高橋遼成(3年)が出場し、もう1人は前節活躍したWTB鈴木太登(4年)が入った。
控えはHO井川桃大朗(4年)、PR大橋武生(2年)、LO角田洸晟(4年)、FL内倉武人、SH文野郁巳、CTB橋本大尊(いずれも2年)が入った。
さらにPR横山翔(熊谷工業)、武曽博利(天理)、FL河野遼太郎(高鍋)、NO8山内海愛(國學院栃木)、WTB原田壮真(深谷)とルーキー5人がベンチ入りした。
立正大学としては春季大会初勝利を挙げるため、ディフェンス、そしてハーフ団のゲームメイクで失点を押さえて、僅差の勝負に持っていきたいところだ。
なお、一昨年は春季大会で立正大学が41-24で勝利、秋の関東リーグ戦では法政大学が38-26で勝利した。また、昨秋の関東リーグ戦ではHO花澤、CTB炭竈らのトライで法政大学が34-19で勝利している。
法政大学vs.立正大学の一戦は、6月15日(日)午後0:00にキックオフされる。
文:斉藤健仁
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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