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ラグビー コラム 2025年5月8日

リーグ戦1位を目指す東芝ブレイブルーパス東京、嶋田直人の引退試合を飾りたい横浜キヤノンイーグルスと対戦

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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東芝ブレイブルーパス東京vs.横浜キヤノンイーグルス

「NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25」もいよいよ今週末の5月9日(金)~11日(日)でリーグ戦の最終節を迎える。ディビジョン1は、前節までにプレーオフトーナメントに進出する6チームが決まった。

5月10日(土)、昨シーズンの王者で現在首位に立つ東芝ブレイブルーパス東京は、7位でプレーオフ進出を逃した横浜キヤノンイーグルスを東京・秩父宮ラグビー場に迎える。

ジャパンラグビー リーグワン2024-25

前節、45-28で三菱重工相模原ダイナボアーズを下し、14勝1分2敗の勝ち点66で首位に立つブレイブルーパスは、ボーナスポイントに関係なく、勝てば2位以上となり、プレーオフ準決勝からの出場が決まる。

一方、前節、コベルコ神戸スティーラーズに前節で29-47と敗れたキヤノンイーグルスは、6勝11敗の勝ち点30となり、3シーズン連続のプレーオフトーナメント進出はならなかった。

ブレイブルーパスのトッド・ブラックアダーHC(ヘッドコーチ)は「プレーオフのことは本当に話していない。気を抜くことなく、80分プレーしたい。ディフェンスにフォーカスして、セットプレーはもう一段階上げたい。そして先週より成長した姿を見せたい」と話し、前節からBK(バックス)1名のみを変更した。

東芝ブレイブルーパス東京

FW(フォワード)に変更はなく、PR(プロップ)は日本代表の木村星南と、タウファ・ラトゥ、日本代表HO(フッカー)の原田衛が第1列を構成する。LO(ロック)はジェイコブ・ピアスと、日本代表ワーナー・ディアンズの2m越えのコンビ。

バックローも変更はなく、元ニュージーランド代表FL(フランカー)のシャノン・フリゼル、好調の佐々木剛、全試合でキャプテンとして試合に出続けるNO8(ナンバーエイト)リーチ マイケルの3人が引き続き務める。

BKも、SH(スクラムハーフ)杉山優平と元オールブラックスのSO(スタンドオフ)で、先週POM(プレイヤーオブザマッチ)にも選出されたリッチー・モウンガのハーフ団、ロブ・トンプソン、オールブラックス経験のあるセタ・タマニバルのCTB(センター)今後は変わらない。

両翼は、WTB(ウイング)森勇登ジョネ・ナイカブラに変わって14番に移動し、11番には桑山聖生が入った。FB(フルバック)は7人制ラグビーリオ五輪代表だったベテランの豊島翔平が務める。

リサーブメンバーも先週と変わらず、HO橋本大吾、PR眞壁照男、小鍜治悠太、LOアニセ サムエラ、伊藤鐘平、SH小川高廣、CTB眞野泰地、WTBマイケル・コリンズが控える。

「まずは勝利」とリーチ キャプテン

FLリーチ キャプテンは「まずは勝利したい。自分たちにフォーカスして、強い状態で最終節を終わりたい。とにかく自分たちが積み上げてきたラグビーを精度良くやりたい。ブレイブルーバスらしいラグビーをやっていきたい」と意気込んだ。

一方、イーグルスの沢木敬介監督は、FW4人、BK2名の先発を入れ替えた。沢木監督は「(最終節を)ストロングフィニッシュできるようにしたい。嶋田直人の引退試合。ハッピーな形で送り出したい」と宣言した通り、FL嶋田が先発し、ゲームキャプテンを務める。

横浜キヤノンイーグルス

FW第1列で引き続き先発するのは、日本代表PR岡部崇人のみで、HOには中村駿太が川村慎に替わって先発、3番には祝原涼介が上がった。

LOはジャンドレ・ラブスカフニからベテランのリアキマタギ・モリとなり、シーズン終了後にオーストラリアへ帰るマシュー・フィリップとコンビを組む。FLはビリー・ハーモンと嶋田、NO8はアマナキ・レレイマフィが引き続き務める。

イーグルス生え抜きのFL嶋田が先発

BKは、SH荒井康植と、SO武藤ゆらぎが先発。CTBは南橋直哉に替わって、田村優が12番に移動し、南アフリカ代表のジェシー・クリエルとコンビを組む。WTBは松井千士石田吉平の元7人制代表キャプテンが両翼を務めて、FBは小倉順平が引き続き先発する。

ベンチにはHO平石颯(筑波大学出身)、PR南友紀、松岡将大、FLシオエリ・ヴァカラヒ、FL古川聖人、出場すればデビューとなるSH土永旭(京都産業大学出身)、CTBブレンダン・オーウェン、WTB竹澤正祥が入った。

CTB田村が「自分たちが何年間かやってきたことを見直して勝って終わりたい。チームを離れる人もいるし、お世話になった人もいるので、いい送り出しをしたい」と話した通り、勝利して今季を締めくくりたい。

両者は今季、開幕戦で対戦しており、ビジターのブレイブルーパスが後半逆転して、28-21と競り勝っている。

昨季王者のブレイブルーパスがきっちり勝利して勝ち点5を上げて、トップリーグ時代の2010-11シーズン以来となるレギュラーシーズン1位となり、プレーオフ準決勝に駒を進めるか。

それともプレーオフ進出を逃したイーグルスが開幕節のリベンジを果たし、今季を白星で締めくくることができるか。レギュラーシーズンの最終戦は5月10日(土)午後1:00にキックオフされる

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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