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12月8日、エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチが、2014年シーズンを振り返る総括会見を行った。
冒頭には、次のよう概要のコメントがあった。
「2014年は日本ラグビーにとって、良い年でした。テストマッチは10試合して9勝1敗です。最後にグルジアに敗れましたが、学ぶことはたくさんありました。タイトファイブ(FW前5人)の強さがまだまだ足りません。この部分は大きな進歩が必要です。今いる選手がさらに強くなるということです。マオリ・オールブラックス戦では、もっとスピードを上げなければいけないと感じました。戦術の柔軟性を持つことも必要です。フィールド上ではさまざまな局面にしっかりリアクションしていくこと、これは攻守にわたってのことです。戦術的に我々はもっと賢くならなくてはいけないのです」
ジョーンズHCは、グルジア戦のあと、他国のテストマッチなどを視察し、ドイツのサッカーチーム「バイエルン・ミュンヘン」を訪問したという。そして、「タクティカル・ピリオダイゼーション」という言葉を使った。
「あらゆる練習の要素を戦術的に特化する。ストレングス、スピードの話をしましたが、それも一部です。すべての練習を考えていくときに、もっと戦術に重点を置いてプランニングするのです。幸運にもバイエルン・ミュンヘンの練習を見学することができました。ヘッドコーチとも長時間お話しすることができました。我々の練習もさらに改善が図れるのではないかと考えています。我々の目標である、ワールドカップでベスト8になること、決勝トーナメントに進出を成し遂げたい。そのためには、選手の多大なコミットメントが必要だし、コーチ陣ももっと賢くならなくてはいけない。それができれば目標に必ず到達できると信じています」
来年の強化スケジュールについては、大まかに次のような説明があった。
「日本選手権のあと、4週間は選手を休ませます。それで十分でしょう。ちょっと優しすぎるかもしれません。4月、5月は個人スキルのトレーニング(※この間にアジアの試合がある)。6月がプレシーズン、7月にパシフィックネーションズカップ、8月にRWCに向けてのウォームアップ試合。段階的にいい準備ができると思っています。また、代表期間中にスーパーラグビーに複数の選手が行くのも日本ラグビーにとっては素晴らしいことです。参加する選手が、フィジカル面、戦術面で向上し、メンタルも強くなって帰ってきてくれることを望みます」
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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