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7日の木曜日は、大阪南港のNTTドコモレッドハリケーンズのグラウンドに行ってきた。地下鉄中央線の「コスモスクエア」駅の改札口に、190センチ近い、背中の大きなサラリーマンが立っていた。絶対ラグビー選手か元選手だと思って近づいたら、大学の先輩だった。しかも先輩の用事はドコモとは関係がなかった。ものすごい偶然である。汗だくの先輩を見ながら、体の大きな人は大変だなぁと思って、ドコモのグラウンドに急いだら、僕も汗だくになった。汗だくの名刺交換はちょっと恥ずかしい。

きょうの取材はNECグリーンロケッツから、ドコモに移籍した久富雄一選手のインタビューだった。「ラグビーマガジン」の「人物往来」に掲載されるものだ。NECで10年プレーしての移籍である。理由を尋ねると、「箕内さんと一緒にやりたかったんです」。もちろん、ほかにも理由はあるのだが、これが一番らしい。箕内選手は、久富選手が関東学院大学1年生の時に、4年生でキャプテン。久富選手にとって、「絶対的」な存在らしく、心から尊敬しているようだ。これほど尊敬できる先輩を持てるというのは、羨ましいくらいである。そして、この笑顔。レッドハリケーンズでのプレーを楽しんでいるようだ。

そのあと、高野一成ヘッドコーチにも話を聞いたのだが、この春の結果には満足しているようで、トップリーグで戦うための戦力を着々と整えているようだった。先日は、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスに勝利。元オーストラリアA代表のブランビーズのミッチェル・チャップマンも来日し、合流していないのは、オールブラックスのミルス・ムリアイナのみとなっている。「今の力が100%なら、120%に上げないとトップリーグには定着できないと話しています」(高野ヘッドコーチ)。初めてのトップリーグでどこまで順位を上げられるか。楽しみなチームだ。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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