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ラグビー コラム 2005年3月1日

日記

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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2月27日夜のラグビープラネットの収録スタジオ。こんな感じで楽しくやってます。矢野さんはサービス精神いっぱい。

僕が最初にラグビーを見た記憶は、おぼろげである。たぶん幼稚園の頃だった。たしかに憶えているのは、顔の横にいつも父親の分厚い手があったことだ。初めての花園ラグビー場では、どろどろになって泣いている高校生を見上げた。子供心に熱いものを感じた。このスポーツには何かあると思ったのだろう。以来、ずっとラグビーに関わっている。小学校5年生からは京都ラグビースクールにも通った。6年生時の指導員が山口良治さん(現・伏見工ラグビー部総監督)だったのは密かな自慢である。花園には行けなかったけど、大学選手権には出場できた。ラグビーマガジン編集部では10年働いた。今はフリーランスで、ラグビージャーナリストを名乗っている。きょう(3月1日)で40歳になった。何か新しいことを始めようと考えていたら、J SPORTSのみなさんの理解を得て、ブログを始めることができた。まったく幸せなラグビー人生である。協力してくださったみなさんに深謝したい。

タイトル通り、これはラグビーを愛好する男の日記だ。したがって自由気ままに書くことになる。40歳になったことだし(意味不明)、自分のラグビー観を出しまくっても、いいよね。これまで出会った素晴らしい指導者や仲間のこと、刻々と進化するラグビーの現状などを織り交ぜながら、日々考えていることを記したい。もちろん、J SPORTSの収録裏話や、みどころも。取材したときの選手の素顔もときどきは紹介できるだろう。試合のレポートも、雑誌に寄稿するものとは違う、柔らかいものにしたい。

きょうは磐田に出張だ。ラグマガの依頼で、ヤマハ発動機(ジュビロ)のグラント・バティさん(ヘッド・コーチ)と、大阪体育大学の坂田好弘監督の対談を構成する。バティさんは元NZ代表の伝説的ウイング、坂田さんも1969年に単身NZ留学してオールブラックス候補にまで上り詰めた伝説のウイングだ。しかも、二人とも身長は160cm台。「小さくてもやれる」っていう、ラグビー少年達に勇気を与える対談になると思う。3月25日発売のラグマガに掲載される予定。

朝9時50分に、東京駅の改札でラグマガの田村編集長とカメラマンの高見君と落ち合うことになっている。では、行ってきます!

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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