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ラグビー コラム 2025年4月25日

慶應義塾大学、昨季は春季大会と対抗戦で2敗した筑波大学と対戦。ラグビー関東大学春季交流大会 Bグループ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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慶應義塾大学vs.筑波大学

4月20日(日)からラグビー関東大学春季交流大会が始まった。Bグループは、昨季の関東大学対抗戦とリーグ戦のそれぞれ4位~6位の計6チームが総当たりで激突する。

4月27日(日)、慶應義塾大学(昨季対抗戦4位)と、大学選手権を逃した筑波大学(対抗戦6位)が慶應義塾大学グラウンドで激突する。

ラグビー 関東大学春季交流大会2025

今季、『日本一』をスローガンに掲げた慶應義塾大学。新たにOBであり横浜キヤノンイーグルスでプレーした和田拓HC(ヘッドコーチ)が就任した。20日の春季大会初戦、立正大学(昨季リーグ戦6位)では、後半途中まで接戦となったが、後半12分から連続4トライを挙げて48-17で快勝した。

メンバーは春季大会らしく前節からFW(フォワード)3人を交替した。第1列はHO(フッカー)渥美和政(4年)は引き続き先発するが、両PR(プロップ)は西澤賢佑(4年)、廣瀬宇一朗(2年)となった。

LO(ロック)の2人は、笠原大介(4年)と加藤光(2年)。FL(フランカー)岩垂樹希(4年)は、引き続き6番を背負うが、米津幸治(4年)が8番から7番にシフトし、NO8(ナンバーエイト)は恩田優一郎(3年)が入った。

BK(バックス)は前節と同じで、全員が4年となった。ハーフ団はSH(スクラムハーフ)橋本弾介、SO(スタンドオフ)大川竜輝。CTB(センター)はキャプテンの今野椋平と小舘太進のコンビ、WTB(ウイング)は山本大悟と石垣慎之介。そして、FBには伊吹央(いずれも4年)が務める。

控えにはHO藤森貴大(3年)、PR土方直也(4年)、浦城尚生(2年)、LO佐々木一帆、FL早川湧人(ともに3年)、NO8佐藤龍吾(2年)、SH杉山雅咲(4年)、SO和田健太郎、CTB田村優太郎(ともに2年)、WTB江頭駿(4年)、FB笠原悠真(3年)が入った。

ラグビー関東大学春季交流大会2025

一方、『ROCK YOU』をスローガンに掲げて、『東日本大学セブンズ』で2大会ぶり5度目の優勝を飾った筑波大学。20日の初戦、昨季の対抗戦で敗れた青山学院大学(対抗戦5位)と対戦した。

2トライを先制されたが、セットプレーやカウンターからのアタックが光り、U23日本代表のFB(フルバック)増山将(3年)のハットトリックなどで、45-17と逆転勝利を飾った。

ラインナップは、U23日本代表メンバーが戻ってきたこともあり、FWは2人、BKは1人の計3名が交替した。

FW第1列はPR小澤一誠、岩重晴大、HO前川陽来(いずれも4年)が先発する。LOは、U23日本代表の磯部俊太朗(3年)が先発し、白丸智乃祐(3年)とコンビを組む。FLは茨木颯(4年)が引き続き先発し、LOからFLに高木海斗が下がり、NO8にはU23日本代表として躍動した中森真翔(2年)が入った。

BKは前節控えだったキャプテンSH高橋佑太朗(4年)が先発に上がり、茗溪学園高校の後輩のSO水澤雄太(3年)とハーフ団を組む。他のメンバーは前節と同じでCTBは今村颯汰(3年)、東島和哉(4年)の2人、バックスリーは、WTBは飯岡建人(3年)、濱島遼(4年)。最後尾にはFBは増山が入った。

ベンチには3月、高校日本代表として活躍し、早速、東日本セブンズにも出場したFL野口健(流通経済大柏出身)、WTB深田衣咲(東福岡出身)の1年生2人が初めて名を連ねた。

他にもHO前澤徹馬、PR湯浅大心(ともに4年)、黒澤俊太郎(3年)、LO加藤颯人、FL大町尚生、SH高田健太郎、CTB永山丞(いずれも4年)、WTB浅沼優吾(2年)、FL加藤寛樹(2年)が控える。

両校はFW、BKが一体となりチーム一丸となって、粘り強いタックルと接点が軸であり、似たスタイルのチームと言えよう。

慶應義塾大学としては武器であるディフェンスで、ランナーの揃う筑波大学のバックスリーを抑えて接戦に持ち込みたい。筑波大学としてはセットプレー、特にラインアウトからのアタックと、カウンターからランナーを走らせてトライを重ねたいところだ。

なお、両校は昨季も春季大会で対戦し、45-43で筑波大学が勝利。対抗戦でも筑波大学が34-12で勝利している。慶應義塾大学がホームで、昨季のリベンジを果たして連勝するか。それとも筑波大学がセブンズの勢いのまま連勝を飾るか。試合は午後0:00にキックオフされる。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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