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ラグビー コラム 2025年4月18日

関東リーグ戦勢同士が激突!「流通経済大学」×「法政大学」。関東大学春季交流大会2025(Bグループ)

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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今年も春季大会の季節がやってきた。

2025年4月20日(日)に開幕する第14回 関東大学春季交流大会。

関東の強豪18チーム(対抗戦A+B1位、リーグ戦1部+2部1位)がA~Cの3グループに分かれ、約2カ月間にわたり総当たり戦を行う。

チームにとっては、15人制のこれまでの取り組みを試す絶好の機会。春時点での実力関係を窺うことができる場でもあり、大学ラグビーファンにとっても待ちに待った大会だ。

今週末の4月20日、Bグループ(昨季対抗戦A・リーグ戦1部の4~6位)では、茨城・流通経済大学第1グラウンドで、流通経済大学(昨季リーグ戦4位)が法政大学(昨季同5位)を迎え撃つ。

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流経大の今季キャプテンは福田拓人(流経大柏)。副将はFW・BKで一人ずつ配置し、土屋英慈(流経大柏)と仲野優輝(札幌山の手)が務める。

4月13日(日)に開催された第26回東日本大学セブンズでは、東洋大学を相手に同点でノーサイドを迎えたが、ゴールデンスコアによりコンソレーション優勝。

幸先の良いスタートとなった流経大「RKU」、その大会開幕戦メンバーを見てみると、フロントローは全員が4年生。

背番号1は副将の土屋。PR土屋は昨年、常磐線の車内で発生した事件について被疑者の検挙に寄与したとして、千葉県我孫子警察署から感謝状を贈られている。

流経大出身のフッカーといえば、その一人は静岡ブルーレヴズで今季ブレイクし日野剛志の後継者に名乗りを上げたHO作田駿介だが、その背番号2には札幌山の手出身の山本陽生。背番号3には188cmの長田士導が入った。

ロックには先発唯一の下級生である2年生LOキムボムソック。コンビを組むのは3年生LO中野莉音。鹿児島玉龍高の出身で卒業生には「経営の神様」稲盛和夫がいる。

背番号6は兵庫RSから流経大柏高に進んだ主将のFL福田。1学年下のFL豊田晃清とスクラムの両サイドにつく。ナンバーエイトは今季も突進役としての役割が期待されるティシレリ・ロケティだ。

スクラムハーフは最上級生になった高鍋高出身の幸妻怜治。昨季の佐々木開が務めたスタンドオフには青木鴻志。4年生ハーフ団で開幕戦勝利を狙う。

東日本セブンズで同点トライに繋がる好ランをみせ、決勝トライも決めた仲野優輝は背番号12。センターコンビを組むのは熊本西高出身の中川輝也だ。

バックスリーは、昨季リーグ戦の大東文化大戦で決定的なトライ(後半40分)を奪ったWTB濱谷海斗。

もう一人のウイングは、下級生から主力の3年生加藤アディナン。先日の東日本セブンズでも帝京大学戦でチーム唯一のトライを挙げた。そして昨季はスピードスターの中村楓馬が入ったフルバックは、小野塚勇太が務める。

かたや法政大の今季チームスローガンは『Same Page』。「全員が一つの意思を持って共に戦い、共に進んでいくという強い決意」を込めたという。

そんな法政大は今季、クラブキャプテンとゲームキャプテンを設ける。クラブキャプテンは北川拓来(昌平)、ゲームキャプテンは田中大誠(國學院栃木)、そしてバイスキャプテンは細川幹太(國學院久我山)が務める。

法政大のメンバーを見てみると、昨年のU19日本代表の台湾遠征メンバーに選ばれたHO花澤祐太、FL大沢空、CTB渡辺圭祐(いずれも新2年)が先発入り。

先発フォワードでは、両プロップが桐蔭学園でも先発1番だったPR守安史成と、その守安が花園3回戦で戦った尾道高出身の澤村勇介。3年生のロックコンビは運動量豊富なハードワーカーである山内滉太と三浦幹太だ。

さらにはタックルに定評のあるFL嶋崎汰星。ナンバーエイトは主将として報徳学園を花園準優勝に導いた植浦慎仁だ。なお植浦の1学年上で、報徳学園時代から同じバックローだったU23日本代表豪州遠征メンバーのNO8宮下晃毅はメンバー外となっている。

スクラムハーフは石見智翠館出身の3年生箕輪大地が入り、昨季まで金侑悟がいたスタンドオフは専大松戸高出身の2年生、佐川一眞に託された。

背番号12は、キャプテンで先週の東日本セブンズでも活躍したゲームキャプテンの田中大誠。バックスリーは報徳学園出身の2年生WTB福本耀、スタンドオフからフルバックもこなすWTB桜庭侑大。

そして最後尾にはクラブキャプテン(主将)の北川拓来。昨年はバックスリーダーも務めたユーティリティBKで、球際の判断などのスキルが光る。

昨年10月のリーグ戦では47-31で流経大が勝利。新体制となっての初対戦は、今秋のリーグ戦まで続く闘いの始まりでもある。

今週末の関東地方は、天気予報によると高温の予想もあり、天候によってはタフなゲームになるかもしれない。キックオフは正午12時。大会開幕戦でスタートダッシュを決めるのは果たしてどちらか。

文: 多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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