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ラグビー コラム 2025年4月11日

2強を追うクボタスピアーズ船橋・東京ベイ、プレーオフ進出に負けられない東京サントリーサンゴリアスを迎え撃つ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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クボタスピアーズ船橋・東京ベイ vs. 東京サントリーサンゴリアス

「NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25」ディビジョン1、リーグ戦も残り4節となり、すでに3チームがプレーオフ進出を決めた

4月11日(金)~13日(日)は、第15節が行われ、13日(日)は、前節にプレーオフ進出を決めた3位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイが、プレーオフ圏内の6位につける東京サントリーサンゴリアスを大阪府・東大阪市花園ラグビー場に迎える。

ジャパンラグビー リーグワン2024-25

序盤、やや苦戦したスピアーズだが、第5節から5連勝するなど波に乗り、前節はリコーブラックラムズ東京に、42-14で勝利して4連勝を達成。総勝ち点を53とし、優勝した2022-23シーズン以来のプレーオフ進出を決めた。

一方、リーグワンとなってから、連続してプレーオフに進出しているサンゴリアス。だが、今季は開幕から4試合白星を挙げられないなど、苦戦を強いられた。だが、第5節から3連勝し持ち直した。その後、3連敗もあったが、第13節で静岡ブルーレヴズに22-17、前節は三重ホンダヒートに60-31と連勝して、総勝ち点31とし6位まで上がってきた。

前節の試合後、スピアーズのフラン・ルディケHC(ヘッドコーチ)は、「後半はミスも多かったし、プレッシャーを掛け切れなかったところもあった。まずはサンゴリアス戦にフォーカスをして、パフォーマンスを上げていきたい」と話していた。今節も前節と全く同じ先発メンバーで臨む。

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

FW(フォワード)はPR(プロップ)は紙森陽太と、前節のPOM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に輝いた日本代表オペティ・ヘル、南アフリカ代表HO(フッカー)マルコム・マークスの3人でフロントローを構成する。

LO(ロック)はルアン・ボタと、デーヴィッド・ブルブリングの南アフリカ出身の2人が入った。FL(フランカー)はタイラー・ポールと末永健雄、NO8(ナンバーエイト)はキャプテンで、日本代表のファウルア・マキシが務める。

BK(バックス)は日本代表SH(スクラムハーフ)藤原忍と、元ワラビーズのSO(スタンドオフ)バーナード・フォーリーのハーフ団が入り、ゲームをコントロールする。

CTB(センター)は日本代表のベテラン立川理道とリカス・プレトリアス、WTB(ウイング)には根塚洸雅と、9トライを挙げているハラトア・ヴァイレア、FB(フルバック)には押川敦治が入った。

控えにはHO江良颯、PR海士広大、イジー・ソード、LOメルヴェ・オリヴィエ、元日本代表のFLピーター・ラピース・ラブスカフニ、SHブリン・ホール、CTB廣瀬雄也、トゥパフィナウが名を連ねた。

FW戦と接点を軸にプレッシャーをかけたいスピアーズ。プレーオフ進出は決めたが、上位2チームに入ると、プレーオフ準決勝からの参戦となり、優位になる。そのため、1位の東芝ブレイブルーパス東京(勝ち点56)、2位の埼玉パナソニックワイルドナイツ(勝ち点55)にしっかりついていきたい。

一方、前節はホストとして、花園ラグビー場でプレーしたサンゴリアス。小野晃征HCは、「選手たちが勝利に向けたマインドセットで、準備してくれた結果だと思う。次節に向けて、一緒のマインドで準備したい」と話し、FW3名、BK1名の先発を入れ替えた。

東京サントリーサンゴリアス

FW第1列は変わらず、PR小林賢太、中野幹、キャプテンのHO堀越康介の3人が先発する。LOはサム・ジェフリーズが先発に上がり、ハリー・ホッキングスとコンビを組む。

両FLは入れ替えとなり、日本代表の下川甲嗣が控えから先発に上がり、第11節以来のメンバー復帰となる元ニュージーランド代表サム・ケインが7番に入り、NO8には前節6番でプレーした箸本龍雅が下がった。

BKは元日本代表SH流大と、昨季の新人賞SO高本幹也のハーフ団、CTBコンビも前節POMの中野将伍と、イザヤ・プニヴァイと変わらない。南アフリカ代表チェスリン・コルビと、尾崎晟也の両WTBも引き続き先発するが、FBは松島幸太朗がベンチに下がり、大阪出身の河瀬諒介が上がった。

リサーブにはFB松島以外に、HO宮崎達也、PR森川由起乙、細木康太郎、LOトレヴァ・ホゼア、FLシオネ・ラベマイ、SH福田健太、CTB中村亮土が入った。

プレーオフ進出を考えると負けられないサンゴリアス。11試合連続先発となるPR小林は「スピアーズはセットピースを強みとしているチームなので、しっかり対抗していきたい。相手はゆっくりとしたテンポでゲームを進めたいと思うので、サンゴリアスはスピードの面で戦いたい」と意気込んだ。

Optaによるとトップリーグ時代からリーグワン初年度まで、サンゴリアスが14連勝していた。

だが、スピアーズが優勝した2022-23シーズンはリーグ戦2試合、そしてプレーオフ準決勝もスピアーズが勝利した。昨季は秩父宮ラグビー場で2試合行い、1試合目は52-26でサンゴリアスが、2試合目はスピアーズが45-26で勝利し、1勝1敗だった。

なお、今季は1月12日の第4節で東京都・秩父宮ラグビー場で対戦しており、26-26で引き分けている。

プレーオフで再戦する可能性もある3位のスピアーズ vs. 6位のサンゴリアスの激突は、午後2:30に大阪府・東大阪市花園ラグビー場でキックオフされる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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