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会見はヤマハ発動機のコミュニケーションプラザで開催
3月6日(木)、静岡ブルーレヴズがすでに発表していた2025年3月に大学卒業予定で、アーリーエントリーに登録した新人選手5人の入団会見を行った。
例年、新入団会見はメディア向けにクラブハウスで開催されていたが、一般のファンにも公開するため、今年は静岡・ヤマハ発動機株式会社コミュニケーションプラザで実施したという。
登壇者は、ブルーレヴズの山谷拓志社長、就任2シーズン目を迎えている藤井雄一郎監督。
アーリーエントリーされていないPR(プロップ)本山佳龍(長崎南山高校3年)は出席しなかったが、大学4年生の5人、RP(プロップ)稲場巧(近畿大学)、FL(フランカー)福田大晟(明治大学)、SH(スクラムハーフ)細矢聖樹(早稲田大学)、SO(スタンドオフ)筒口允之(天理大学)、CTB(センター)五島源(帝京大学)が登場した。
山谷社長(中央右)、藤井監督(中央左)を囲んで
まず、ブルーレヴズの山谷社長が「優秀な新加入選手が入ることにうれしく、誇らしく思います。アーリーエントリーという制度があるので、誰が最初に試合に出るか楽しみですし、ブルーレヴズらしい選手が入ってきてくれた」と発言。
また、藤井監督は「毎年ですが、新しい選手が入って来ると、どんなプレーをしてくれるか楽しみです。早く試合に出られるように鍛えていきたい」と期待を寄せた。
ジャパンラグビー リーグワン24-25
大学時代、スクラムの強さに定評のあった右RP稲場巧は目標を、色紙に「スクラム命」と書いた。「(入団したのは)レヴズ伝統のスクラムの中で、勝利に貢献したいと思ったから」。
「スクラムが一番好き。ブルーレヴズに入ってスクラムを組むのが楽しみ。1日でも早く試合に出てファンの前でプレーできるようにがんばります」と緊張した様子で話した。
大学選手権準優勝に寄与した、球捌き、タックルに定評のあるSH細矢聖樹は「自分らしく」をテーマに掲げた。「静岡にはすばらしいSHの先輩方がたくさんいる。その中で試合に出るためには、自分らしさを磨いていきたい」。
「選んだ理由はチームスタイルが、僕自身のスタイルに合っていると思ったのはもちろんだし、何よりもチームの雰囲気に惹かれた。1日でも早く試合に出られるよう良い準備して、チームの日本一に貢献する選手に成長したい」と前を向いた。
左から五島、筒口、細矢、稲葉、福田
タックル、スティールが武器のFL福田大晟は「試合に出る」を目標に掲げた。「静岡を選んだ理由は、見学に来たときに先輩たちがすごく優しくて雰囲気が良くて、このチームでラグビーがしたいと思った」。
「自分の武器はディフェンスのタックル。他の人と違って小柄なのでしっかり80分、ハードワークして一貫性を持ったプレーをしたい」と語気を強めた。
大学時代はキャプテンを務め、リーダーシップにも長けたSO筒口允之は「日々、成長」と色紙に書いた。「先輩からいろんなものを吸収し、スキル、コミュニケーションを成長させるように頑張りたい」。
「自分のストロングポイントはロングキック。静岡はFW(フォワード)が強いチームなので、キックでエリアを稼いでFWを前に出せる選手になっていきたい。サム・グリーン選手、家村健太選手が目標で、2人を超えられるように頑張りたい」と意気込んだ。
帝京大学の大学選手権4連覇に貢献したCTB五島源は「爆発」と記した。「インパクトを与えるような爆発的なプレーをしていきたいと思ったのと、尾道高校出身で、高校でも爆発力を持ったプレーを大事にしていたから」。
「身体は小さいが、12番という大きい選手がいっぱいいるポジションでのプレーを視野に入れて、それでもできると言ってくれたので、静岡を選んだ。今はケガをしているので、それを治してチームに貢献したい」と話した。
最後に、ラグビー選手としての目標を聞かれて、稲葉は「日本で一番スクラムの強い3番になりたい」。福田は「試合に出ることが重要だと思うので、7番を着続けられるような選手になれればいい」。
細矢は「スターティングメンバーとなり、チームを勝たせられるようなSHに成長したい」。筒口は「10番のジャージーを着て試合に出続けて、チームを勝たせられるようになりたい」。五島は「試合に出て、見ている人が楽しめるようなプレーをしていきたい」という言葉で締めた。
ヤマハのバイクに載る新人選手たち
今季も静岡ブルーレヴズには個性豊かな選手が入団した。若き5人は練習から先輩選手たちにプレッシャーをかけ、現在4位とプレーオフ進出圏内にいる、好調のチームに勢いを与えていく。
文:斉藤健仁/写真提供:(C)SHIZUOKA BlueRevs
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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