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ラグビー コラム 2025年2月14日

春の選抜大会出場をかけた戦い。ベスト4には國學院栃木、桐蔭学園、東海大相模、茗溪学園が進出。関東高校ラグビー新人大会

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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前回優勝は國學院栃木

3月下旬、埼玉・熊谷ラグビー場を中心に開催される、全国高校選抜ラグビー大会に向け、各ブロックで新人大会が開催されている。

2月8日からは、1都7県の代表16校が参加して、第25回関東高校ラグビー新人大会が行われている。2月15日(土)16日(日)は神奈川県・県立スポーツセンターで、順位決定戦と準決勝、そして3位決定戦、決勝戦が実施される。

なお、一昨年大会まで桐蔭学園が5連覇中だったが、昨年は國學院栃木が桐蔭学園を10-7で破り、8年ぶり2度目の優勝。3位には東海大相模が入った。

第25回関東高等学校ラグビーフットボール新人大会

まず、2月8・9日に山梨県・御勅使南公園ラグビー場で開催された1回戦と準々決勝の結果を振り返りたい。

年末年始に行われた「花園」こと、全国高校ラグビー大会でベスト4に入り、関東新人連覇を目指す昨年の王者・國學院栃木は今大会でも順調にベスト4に駒を進めた。

また、花園で連覇を達成し、関東新人の王座奪還を狙っている桐蔭学園は、神奈川県予選で東海大相模と引き分け。抽選の結果、神奈川2位での出場となった。

◆1回戦 試合結果

○東海大相模(神奈川1位)65-0 佐野日大(栃木2位)
○目黒学院(東京2位)41-0 明和県央(群馬1位)
○昌平(埼玉1位)35-5 東海大浦安(千葉2位)
○茗溪学園(茨城1位)67-0 日大明誠(山梨2位)

○國學院栃木(栃木1位)85-5 桐生第一(群馬2位)
○山梨学院(山梨1位)48-17 清真学園(茨城2位)
○流通経済大柏(千葉1位)43-15 川越東(埼玉2位)
○桐蔭学園(神奈川2位)56-7 國學院久我山(東京1位)

◆準々決勝 試合結果

○東海大相模 34-19 目黒学院
○茗溪学園 57-0 昌平
○國學院栃木 32-17 山梨学院
○桐蔭学園 37-17 流通経済大柏

ベスト4に入ったのは東海大相模、茗溪学園、國學院栃木、桐蔭学園と関東の実力校4校で、この4校は選抜大会の出場権を得た。

準々決勝で負けた昌平(開催地枠ですでに出場権を得ている)以外の3校は順位決定戦で勝利すれば選抜出場が決まる。

2月15日(土)は、選抜大会の出場権をかけた順位決定戦から始まる。近年、力をつけてきている山梨学院と、「千葉の雄」流通経済大柏の試合は、勝者が選抜大会に出場する。目黒学院vs.昌平は目黒学院が勝利すれば選抜大会の出場権を得て、すでに出場権を保持する昌平が勝利すれば、埼玉2位の川越東が出場することになる。

昨年は國學院栃木が桐蔭学園の連覇を止めた

さらに準決勝2試合も実施される。準決勝1試合目では國學院栃木vs.桐蔭学園という、昨季の新人大会決勝(國學院栃木が勝利)、そして1月の花園の準決勝(桐蔭学園が勝利)の再現となった。

エースのCTB(センター)福田恒秀道(2年)が引っ張る國學院栃木としては、伝統である守備、セットプレーを軸に、早速、花園のリベンジを果たしたい。

一方、HO(フッカー)堂園尚悟、PR(プロップ)喜瑛人、SO(スタンドオフ)坪井悠(いずれも2年)ら、花園で優勝を経験したメンバーがいる桐蔭学園としては、やはり、FW(フォワード)、BK(バックス)一体となった展開ラグビーでトライを重ねたい。

昨季は関東新人で初の3位に入った東海大相模

準決勝2試合目は東海大相模vs.茗溪学園だ。東海大相模としてはPR吉田虎太郎、LO(ロック)笹部隆毅(ともに2年)ら、大きなFW陣で相手にプレッシャーをかけて初の優勝を狙う。

昨季の花園を経験しているSH(スクラムハーフ)堺太郎、WTB(ウィング)川崎巧聖(ともに2年)を中心にパス&ランが伝統の茗溪学園はやはりアタックで魅せたい。

残り2枠となった選抜大会の出場枠を懸けた戦い、そして4校中どの強豪校が決勝で勝利し、2月の関東王者に輝くか。

【2月15日(土)試合予定】

◆順位決定戦
・10:30 山梨学院vs.流通経済大柏
・11:45 目黒学院vs.昌平

◆準決勝
・13:00 國學院栃木vs.桐蔭学園
・14:15 東海大相模vs.茗溪学園

【2月16日(日)試合予定】

・11:45 3位決定戦
・13:00 決勝戦

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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