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横浜キヤノンイーグルス vs. 三菱重工相模原ダイナボアーズ
「NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25」、ディビジョン1は1月18日(土)19日(日)に第5節を開催。18日(土)は、神奈川県に本拠地を持つ横浜キヤノンイーグルスと、三菱重工相模原ダイナボアーズの『神奈川ダービー』が行われた。
ジャパンラグビー リーグワン2024-25
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第5節 横浜キヤノンイーグルス vs. 三菱重工相模原ダイナボアーズ
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2シーズン連続でトップ4のイーグルスは、開幕から2連敗を喫して苦しいスタートとなったが、そこから2連勝し、4位まで浮上した。一方、昇格2シーズン目の昨季は8位だったダイナボアーズ、開幕戦は勝利したが、その後2連敗。しかし、前節はコベルコ神戸スティーラーズを公式戦で初めて下し、7位につけていた。
これまでトップカテゴリーでは、イーグルスがすべてダイナボアーズに勝っており、リーグワンになってからも3勝0敗としている。
3連勝を狙うイーグルスは、FW(フォワード)第1列を全て入れ替え、PR(プロップ)はシオエリ・ヴァカラヒと、祝原涼介の2人が今季初先発。NO8(ナンバーエイト)はシオネ・ハラシリがベンチに下がり、元日本代表のアマナキ・レレイマフィが先発に上がるなど、FW5名の先発を入れ替えた。
ダイナボアーズは、前節からFW1名の変更にとどめて、PR細田隼都がベンチに下がり、昨シーズンまでイーグルスでプレーした安昌豪が今季初出場で初先発となった。ただ、試合直前にバイスキャプテンのFL(フランカー)鶴谷昌隆がメンバーから外れ、ティモテ・タヴァレアが先発に上がり、坂本侑翼がベンチに入った。
ジャパンラグビー リーグワン24-25
イーグルスのホストゲームである『神奈川ダービー』は午後2:10に、8402人の観客を集めて、神奈川・ニッパツ三ツ沢競技場でキックオフされた。試合は開始早々からイーグルスが持ち前の攻撃力で、相手陣でアタックし続ける。対するダイナボアーズも、武器とするディフェンスで粘り、なかなかトライラインを割らさない時間が続く。
スコアボードが動いたのは前半13分、優勢だったスクラムを押し込んで反則を誘い、SHデクラークがクイックタップから右サイドにパス、FB(フルバック)小倉順平がステップを切って右中間にトライ。SO田村がゴールを決め、7点の先制に成功する。
その後は、攻めるイーグルス、守るダイナボアーズの時間が長く、拮抗した状態が続き、なかなかゲームが動かなかった。
35分、イーグルスがラインアウトを起点に、NO8レレイマフィがラインブレイク、その後、上手くボールをつないで、WTB(ウィング)石田吉平が左端に飛び込んでトライ。14-0とリードを広げて、そのままハーフタイムを迎えた。
ジャパンラグビー リーグワン2024-25
【ハイライト動画】第5節 横浜キヤノンイーグルス vs. 三菱重工相模原ダイナボアーズ
後半もイーグルスが先手を取る。後半3分、ラインアウトのチャンスからモールを押し込み、最後はNO8レレイマフィが右端に押さえて19-0。さらに12分、再び、モールからNO8レレイマフィが左端にトライを挙げて26-0とした。
17分、ダイナボアーズもようやく反撃。FWでゴール前に攻め込んだ後、最後は途中出場NO8マリノ・ミカエリ=トゥウが、右中間にトライを挙げて、7点を返した。だが、地力で勝るイーグルスはFL(フランカー)ビリー・ハーモンがピック&ゴーで前に出て、最後はSHデクラークからのパスを受けた、LO(ロック)コルマック・ダリーがトライを挙げ33-7。ほぼ勝負を決めた。
このあと、ダイナボアーズはWTB小泉怜史が2トライを返したものの、イーグルスは36分に南アフリカ代表のCTBジェシー・クリエル、後半ロスタイムには相手パスが乱れたボールを途中出場のWTBヴィリアメ・タカヤワが拾い上げ、トライを挙げてノーサイドを迎えた。
7トライを挙げたイーグルスが47-21で快勝し、3トライ差のボーナスポイントも加えて総勝ち点を16と伸ばして4位をキープした。
POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)には力強いボールキャリーや、2トライを挙げるなど気を吐いたイーグルスのNO8レレイマフィが選出され、「先週、学んだことを今日のゲームで活かせた。FWとしてスクラム、モールでいい勝負ができた」と笑顔を見せた。
『神奈川ダービー』に快勝し、見事に3連勝を達成したイーグルスは、BYEウィーク(休みの週)を挟み、次節は交流戦。2月1日(土)には、愛知・豊田スタジアムでトヨタヴェルブリッツと対戦する。
2勝3敗と黒星が先行してしまったダイナボアーズも交流戦で、2月1日(土)に現在5位につけているクボタスピアーズ船橋・東京ベイを、ホストの神奈川・ギオンススタジアムに迎える。
文:斉藤健仁
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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