人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
開幕戦にして頂上決戦級の濃い試合となりそうだ。
昨季3位の東京サントリーサンゴリアスのホストゲームは、味の素スタジアムに2年続けて準優勝の埼玉パナソニックワイルドナイツを迎えて戦う(12月21日、14時30分開始)。
J SPORTS オンデマンド番組情報
-
ジャパンラグビー リーグワン2024-25 D1 第1節-1 東京サンゴリアス vs. 埼玉ワイルドナイツ
12月21日(土) 午後2:15 ~ LIVE配信
リーグワン発足からの3シーズン、サンゴリアスはワイルドナイツに勝っていない。プレーオフでの対戦も含め4戦全敗。多くのファンが詰め掛ける今季こそ勝利を手にしたい。
今季は同じカンファレンスBに入ったため、レギュラーシーズンの第1節、最終節(第18節)と2回戦う。5か月先の敵地での再戦を考えても、ここで勝っておくことには大きな意味がある。
小野晃征ヘッドコーチ(以下、SH)が新しくチームを率いるサンゴリアスの先発には、昨季セミファイナルを戦った時のスターター15人とは違う6人が顔を並べた。
両PRには、小林賢太、細木康太郎と、若いふたりを起用した。NO8にはショーン・マクマーン。こちらはリーグワン1年目シーズンの第11節、2022年3月27日の横浜キヤノンイーグルス戦以来の試合復帰となる。
SHにはトヨタヴェルブリッツから加入の福田健太が9番のジャージーを着る。「サンゴリアスのメンバー発表時の緊張感はすごい。それを背負って戦う」と気持ちを込めてピッチへ出る。
12番には昨季1試合だけの出場(クロスボーズーラグビーにも出場)に終わった中野将伍が、コンディションを整えて戻ってきたのが大きい。
FBには河瀬諒介が初めてFBで先発することになった。
小野HCは、初戦のメンバーについて、「プレシーズンの中で結果を積み重ね、いま、もっとも状態がいい選手たち。初戦のジャージーを勝ち取った。自信を持って戦ってほしい」と話す。
ベンチには、森川由起乙(PR)、サム・ケイン(FL・NO8)、流大(SH)、中村亮土(CTB)と経験豊富な選手が多い。僅差でゲームを進め、終盤に勝負を持ち込んでもおもしろい。
対するワイルドナイツは、過去2シーズンにわたって他チームに譲った覇権を絶対に取り戻したい。
昨年はレギュラーシーズンを全勝としながら決勝で敗れた。一昨年も1位(15勝1敗)でプレーオフに進出、ファイナリストになりながらも頂点に立てなかった。
最後まで勝ち切るために、チームは自分たちにベクトルを向けて準備を進めてきた。
J SPORTS 放送情報
-
ジャパンラグビー リーグワン2024-25 D1 第1節-1 東京サンゴリアス vs. 埼玉ワイルドナイツ
12月21日(土) 2時15分~ 生中継
HO堀江翔太を引退、SO松田力也を移籍で失ったチームは、2人以外は陣容に大きな変化がないまま新シーズンを迎える。
在籍している選手たちの力を伸ばすため、プレシーズンには時間をかけてきた。
9月13日の部内戦を皮切りに、プレシーズンマッチは8試合。グローバルラグビーフェスタで対峙したスーパーラグビー、レッズとの対戦(28-42)も含め、多くの選手を使い、チームの底上げを図った。
日本代表をはじめ、各国代表に多くの選手を輩出しているチームは12月7日に全選手が集合。同8日から13日まで宮崎合宿をおこなった。
シーズン開幕直前に実施されるこの期間では、強度の高いメニューに取り組むというより、ミーティングの時間が長く持たれる。自分たちのスタイル、掟をあらためて確認し合うことが今年もおこなわれた。
注目された開幕戦のSOは山沢京平が任された。プレシーズンマッチでも長いプレータイムがあった。
FBの兄・山沢拓也とともに、ダブル司令塔でチームをコントロールするだろう。11番から13番まで、長田智希、ダミアン・デアレンデ、ディラン・ライリーと、日本、南アフリカを代表する選手たちが揃っている。
HOには、怪我で日本代表を離脱していた坂手淳史主将が間に合った。1番の稲垣啓太は、2024年2月4日に戦ったクロスボーダーラグビー、チーフス戦以来の戦列復帰となる。
FW2列、3列は、南アフリカ代表のルード・デヤハー(LO)を欠くものの、全員外国出身選手となり、パワーとスキルのバランスがいい。ベンチスタートの選手たちも、分厚い選手層を感じさせる。
インターナショナルプレーヤーが両チームに多く、駆け引きも楽しみのひとつも、その一方で、サンゴリアスは高本幹也、ワイルドナイツは山沢京平と、若いSOが生み出すモメンタムも楽しみだ。
開幕節から極上の80分が待っている。
文: 田村 一博
田村一博
前ラグビーマガジン編集長。鹿児島県立鹿児島中央高校→早稲田大学。早大GWラグビークラブでラグビーを始める。ポジションはHO。1989年、ベースボール・マガジン社に入社。ラグビーマガジン編集部に配属される。1993年から4年間の週刊ベースボール編集部勤務を経て、1997年からラグビーマガジン編集長に就く。2024年1月に退任し、現在は編集者、ライターとして活動。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
ラグビー 全国大学選手権 24/25 3回戦-2 明治大学 vs. 東海大学
12月14日 午後1:50〜
-
ラグビー 全国大学選手権 24/25 3回戦-4 京都産業大学 vs. 青山学院大学
12月14日 午後2:50〜
-
【限定】ラグビー 関東大学リーグ戦2024 入替戦 関東学院大学 vs. 中央大学
12月15日 午後1:50〜
-
ラグビー 全国大学選手権 24/25 3回戦-1 東洋大学 vs. 慶應義塾大学
12月14日 午前11:20〜
-
【限定】ラグビー 関東大学リーグ戦2024 入替戦 日本大学 vs. 専修大学
12月15日 午前11:20〜
-
【限定】ラグビー 関西大学リーグ2024 入替戦 関西大学 vs. 大阪体育大学 / 摂南大学 vs. 龍谷大学
12月14日 午前11:35〜
-
【限定】ラグビー 関東大学対抗戦2024 入替戦 立教大学 vs. 明治学院大学
12月14日 午前11:20〜
-
ラグビー 全国大学選手権 24/25 3回戦-3 近畿大学 vs. 福岡工業大学
12月14日 午前11:50〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!