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ラグビー コラム 2024年9月21日

開幕戦で圧勝した早稲田大学、日本体育大学との対戦。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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CTBで先発する野中

ついに始まった勝負の秋、ラグビー関東大学対抗戦。白星発進に成功した早稲田大学は勢いそのままに、第2節の日本体育大学戦へと臨む。

ラグビー 関東大学対抗戦2024

前節の立教大学戦では試合序盤、出足の早いディフェンスに苦戦を強いられ、PG(ペナルティゴール)による先制を許す。しかし、徐々に修正を見せた早大は結果的に9トライを挙げ、立大を圧倒。

一度もトライラインを破らせることはなく、57-6で勝利した。対抗戦優勝、そして『荒ぶる』への道のりを進み始めた早大。日体大戦も危なげなく勝利し、次節に控える覇者・帝京大学戦に弾みをつけることができるか。

駒沢オリンピック公園陸上競技場で行われた初戦。「全体的にエナジーが足りなかった」と大田尾竜彦監督(平16人卒=佐賀工)が振り返るように、序盤は早大らしさを出すことができなかった。

立大のプレッシャーに苦しみ、5分にはPGで3点を先制される。5-6とリードされて迎えた28分、SH(スクラムハーフ)細矢聖樹(スポ4=国学院栃木)の強気なアタックによるトライを皮切りに早大はトライを量産。前半で4トライ、後半で5トライの計9トライを挙げた。立大にインゴールを割らせることはなく、57-6と大量リードで白星を飾った。

ラグビー 関東大学対抗戦2024

対する日体大は今季、2シーズンぶりに対抗戦Aグループに復帰した昇格組。昨季は対抗戦Bグループで全勝の1位、合計で88トライを挙げる圧倒的攻撃力を見せつけたチームである。前節の帝京大戦では、強力なフィジカルを前に劣勢な試合展開だった。

しかし、DG(ドロップゴール)での得点を決めるなど、少ないチャンスを確実に得点を結び付ける多彩なアタックを見せた。大学選手権出場に向け、チャレンジャー精神で早大陣地に次々と襲い掛かってくることだろう。

早稲田大学メンバー

早大は前節からいくつかのメンバーチェンジがある。両LO(ロック)の萩原武大(スポ3=茨城・茗渓学園)、米倉翔(スポ2=福岡・修猷館)、FL(フランカー)安恒直人(スポ4=福岡)、SO(スタンドオフ)服部亮太(スポ1=佐賀工)、CTB(センター)福島秀法(スポ3=福岡・修猷館)は先週、関東大学ジュニア選手権で帝京大Bに勝利した、今勢いのあるメンバー。リザーブにも爆発力のある選手たちが待ち構える。

スタメンを獲得したSO服部

注目したいのはBK(バックス)だ。服部が初スタメンを獲得し、CTBには野中健吾(スポ3=東海大大阪仰星)と福島。強烈なフィジカルと卓越したスキルで日体大守備網を破壊するだろう。また、前節同様、ディフェンスにも期待したい。立大をノートライに抑えたように、今節でも早大のインゴールを守り切ることができるか。

難しい初戦を乗り越えた早大。今試合では試合開始から早大らしさが溢れるプレーを見たいものだ。『BeatUp』を体現し、終始優勢のまま試合を勝ち切りたい。メンバー争いも激化し、それぞれが自分をアピールするためにグラウンドを躍動する。

その後に控えるのは王者・帝京大。ついに迎える大一番に向けて弾みをつけることができるか。キックオフは秩父宮ラグビー場、勝利必須の一戦は9月22日(日)午後0:30にキックオフされる。

文:村上結太/写真:清水浬央、西川龍佑(早稲田スポーツ新聞会)

早稲田スポーツ新聞会

早稲田スポーツ新聞会

1959(昭和34)年創刊。人気の野球、ラグビーを中心に早大体育会44部をくまなく取材し、年12回の新聞発行およびWebやSNSによる情報発信を行う。現在部員170名で活動。»早スポHP»Twitter»Facebook

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