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ラグビー コラム 2024年1月12日

1月13日、大学ラグビー日本一が決まる! 帝京大の3連覇か、明治大が100周年を飾るのか

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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帝京大は、スクラム、ボール争奪戦で圧力をかけ、パワーあるランナーを次々に走り込ませたい。出場メンバーだが、帝京大は準決勝の天理大戦から先発、リザーブともに1名ずつの変更。CTB久木野太一(3年)に代わって大町佳生(2年)、19番はシミオネ・シュミット(4年)に代わってダアンジャロ・アスイ(4年)が入る。PR津村大志(4年)、HO江良颯キャプテン(4年)、PR上杉太郎(4年)のFW第一列ほかFWは不動のメンバーだ。

 

対する明治大は準決勝の京産大戦と変更なし。CTB廣瀬雄也キャプテン(4年)を軸にバランスの良い布陣になっている。準決勝で負傷退場したFL森山雄太(4年)も先発。FL福田大晟(3年)、NO8木戸大士郎(3年)で帝京大の強力なFW第三列に挑む。準決勝でも活躍したルーキー海老澤、安田昂平(3年)の決定力あるWTBを走らせたい。

見どころは尽きないが、立ち上がりから身体をぶつけ合うコリジョンバトルは観客を沸かせるだろう。ここでいかに前に出て試合を支配できるかは勝敗を分ける大切な要素だが、スクラム、ラインアウトを攻めやすい場所で得るために、効果的なキックで地域を進め、簡単に相手にボールを渡さないように、ミス、反則を減らしたい。

帝京大の江良キャプテンは、準決勝(対天理大)の後、次のように語った。「課題が多く見つかった試合でした。決勝前にこのような試合ができたことを天理大学さんに感謝します。相馬監督、岩出先生(顧問)はじめとして、ハーフタイムに『なぜ、体を張らない?』『誰のために戦っているのか?仲間のために体を張り続けるプレーヤーになろう』という話をしていただき、もう一度その原点にしっかり戻れました」。原点を思い出した帝京大と、100周年での日本一という二度とないチャンスに燃える明大。胸躍る戦いを期待したい。

文: 村上 晃一
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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