人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2024年1月9日

【ハイライト動画あり】チェスリン・コルビ、決勝トライ!サンゴリアス、スティーラーズを振り切って新年初勝利

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
  • Line

ジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1

【第4節ハイライト動画】東京サンゴリアス vs. コベルコ神戸スティーラーズ

後半序盤は神戸Sが攻勢に出たが、東京SGが粘り、9分に堀越がトライ。高本がゴールを決めて、27-26と逆転に成功。その後、PR中野幹がトライを追加して、34-26とした東京SGは、23分、コルビが試合を決めるトライを奪う。ハーフウェイライン付近のラックから東京SGは交代出場のSH齋藤直人がボックスキックと見せかけて、左オープンに展開し、左奥のスペースにCTB尾崎泰雅がキック。タッチに出そうになっていたボールを神戸S山下楽平がフィールド内にはじいて生かそうとした。ここに走り込んだのがコルビだった。まるでそこにボールが転がってくることを分かっていたかのようなコルビの読み、全力のキックチェイスが際立つトライだった。スコアは、41-26。

その後、神戸Sもレタリック、交代出場の林真太郎がトライをあげたが届かなかった。最終スコアは、44-36。東京SGは5トライのゴールを高本がすべて決めたが、神戸Sは6トライを奪いながら3本のゴールが外れ、7点差以内のボーナス点を獲得することもできなかった。プレーヤーオブザマッチは、東京SGの堀越康介キャプテン。運動量豊富に働き続けて2トライをあげ、ディフェンス面でもピンチを防いでいた。

アーディ・サベア(コベルコ神戸スティーラーズ)

白熱の戦いは、個々のマッチアップも見応えがあった。南アフリカ代表のコルビのカウンターアタック、それを倒した後のブレイクダウンでボールを奪うニュージーランド代表アーディ・サベア、このボールをつないで攻めようとしたところに反応してタックルするニュージーランド代表サム・ケイン。スター選手が連続して交錯する場面も多く、そのたびに秩父宮ラグビー場は大いに沸いた。ディビジョン1第4節屈指の好カードは、この先も激闘が続くことを予感させる内容だった。

文: 村上 晃一
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ