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ラグビー コラム 2023年9月19日

初戦快勝のイタリアに、フランスに迫ったウルグアイが挑む。ラグビーワールドカップ2023プールA注目カード展望。

ラグビーレポート by 直江 光信
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世界ランキング12位のイタリアは、9月9日のナミビアとの初戦に52-8で快勝し、悲願の決勝トーナメント進出に向けて好スタートを切った。対するアメリカ地区予選1位のウルグアイも、開催国フランスに敗れはしたものの12-27(前半5-13)と奮闘し、フィジーに勝利した前回大会からのさらなる進歩を証明している。いずれも心身とも充実したコンディションで、このプールマッチ第2戦(日本時間9月21日00時45分キックオフ@ニース)に臨んでくるだろう。

ナミビア戦でのイタリアは相手のタフな抵抗にフラストレーションを募らせるシーンもあったものの、FWの優位性を生かしてじわじわとプレッシャーをかけ、ナミビアに疲れが見え始めた後半15分以降に4トライを挙げて突き放した。ワールドカップに簡単な戦いなどないことをあらためて実感する半面、最終的に主導権を掌握してボーナスポイントつきの勝利を手にし、初戦としては理想的な内容だったといえるだろう。その経験を経て迎えるウルグアイ戦は、より引き締まったパフォーマンスを発揮するはずだ。

一方のウルグアイは、パッションを全面に押し出した攻守で優勝候補のフランスを相手に序盤から互角の戦いを展開。前半6分にSOフェリペ・エチェヴェリのピンポイントのキックパスからトライを奪うなど自慢の足技も随所に披露し、スタジアムをおおいに沸かせた。ワールドカップでの白星は過去3つ(1999年、2003年、2019年に1勝ずつ)で、全大会に出場し13勝を挙げているイタリアとは実績で大きな差があるが、プール3位以内に入って次回大会への出場権を獲得するために、なんとしても勝利を手にしたい試合となる。

なお両国は過去4度対戦しており、イタリアの4戦全勝。ただ直近の試合は2021年11月20日のイタリア・パルマでの一戦で、17-10の接戦となっている。その試合に先発した15人のうち、イタリアは12人、ウルグアイは13人が今大会のスコッドに名を連ねた。相手のことを知るメンバーが数多くいることはお互いにプラス材料だが、特にティア1とテストマッチを戦う機会が少ないウルグアイにとっては、一度体を当てている経験は大きな意味を持つはずだ。

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