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ラグビー コラム 2023年7月17日

【ハイライト動画あり】日本代表、勝利には届かずも随所に1週前からの進歩示す。対オールブラックスXV第2戦レビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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松島幸太朗

16点ビハインドで迎えた後半立ち上がりの大事な時間帯に2本連続でトライを奪われ、残り30分の時点でスコアは13-41まで広がった。

6-38で完敗を喫した第1戦と同様に、このままズルズルと引き離されるのか。違った。ワールドカップ仕様の新ジャージーに身を包んだこの日の日本代表は、ここからたくましさを発揮してゲームに緊張感を呼び戻した。

セミシ・マシレワ

相手側へ大きく傾きかけた流れを引き寄せる火付け役となったのは、入替でピッチに立ったリザーブメンバーたちだ。まずは52分、入ったばかりのSH流大が、あいさつがわりのペナルティからのクイックタップで反撃の口火を切る。一連の流れから敵陣ゴールラインに迫り、判断よく密集サイドを持ち出したWTBセミシ・マシレワが左中間に飛び込んだ。

続く55分過ぎにはCTBディラン・ライリーのビッグゲインで敵陣へ攻め入り、12番の位置に入ったCTB長田智希が右サイドを好走。このチャンスはオールブラックスXVの懸命のカバーディフェンスに阻まれあと一歩でトライにはならなかったものの、今季リーグワン新人賞の23歳の堂々たるランは、スタジアムのムードをもう一段ヒートアップさせた。

さらに58分、敵陣深い位置でのマイボールスクラム起点のアタックでも、ファーストレシーバーの長田が持ち味のボールキャリーでモメンタムを生み出す。そのまま丁寧にフェーズを重ね、最後は右ショートサイドをFB松島幸太朗→マシレワで仕留め切った。

SO李承信のコンバージョンも決まり、スコアは27-41に。2トライ2ゴールで追いつく点差となったことで、フィールド上の空気はにわかに引き締まりはじめる。

そして62分30秒、今度は昨シーズンのジャパンのスキッパー、背番号16のHO坂手淳史がスクラムで統率力を発揮する。両サイドのクレイグ・ミラー具智元のPR陣とともに一枚岩となって押し勝ち、ペナルティを獲得。左タッチラインへ蹴り出して、敵陣22メートル線上でマイボールラインアウトの好機を得た。

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