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どちらも最高峰Aグループで経験を積み、秋へ向けて成長中だ。
関東大学春季大会Aグループは残り2週。6月18日(日)は、関東大学リーグ戦勢同士、未勝利の2チームが大会初勝利を奪い合う。
ビジターとなる流経大の注目点はズバリ、スクラムだ。
前戦の早稲田大学戦における流経大のスクラムは、ゲームの主役だった。強烈なヒットから優位に立ち、めくり、相手ボールさえ奪った。
前半31分のファーストトライはスクラムのターンオーバーから。5分後にはST(スクラム・トライ)で連続トライ。最前線で戦った4年生フロントローのPR玉永仁一郎(常翔学園)、HO作田駿介(流経大柏)、PR吉村一将(流経大柏)は大きな手応えを得ただろう。
今大会の流経大を振り返ると、唯一の要因ではないが、スクラムで互角以上に戦えたかどうかがスコアに影響を与えている。
しかし大会4戦目、早稲田大戦では冒頭のようにスクラムで優勢に。31-50で負けはしたがFWの肉弾戦、フェーズ攻撃でもトライ奪取。ビッグゲインから一発で獲られる守備もあったが、強烈ヒットのスクラム、フェーズ攻撃、フィジカルバトルにおいても自信を深めたのではないだろうか。
チーム大会最終戦でもある東洋大戦へ向けて、流経大は前戦に続き、PR玉永ら4年生フロントローを先発させた。先発変更は2名(FW1人、BK1人)。2年生LO福田拓人(流経大柏)、4年生CTB杉崎(山に竒)晴人(鹿児島工業高)だ。
篠澤輝(流通経済大学)
注目は早稲田大戦でも大車輪だった4年生FL篠澤輝 (流経大柏)だ。下級生から活躍してきたダイナミックなキャリアーで、トライに繋がる決定的な仕事ができる。
そして昨季リーグ戦1部の昇格1年目で躍進した東洋大。
昨季リーグ戦3位に入ったことで、今大会で大学トップクラスとの実戦経験を積んでいる。初戦から帝京大(14-92)、東海大(21-113)と大敗が続いたが、前戦の早稲田大戦では26-48。今大会チーム最多得点、最小得点差のゲームを展開した。
東洋大はFWの集散を土台とした攻撃テンポが一級品だ。
全員がよく走り、献身的に動く。早稲田大戦ではFW戦から先制トライも奪った。後半2トライは相手のミスが誘因となり、ターンオーバーから獲り切った。運も味方したように映るが、ボールを持っていない選手の仕事量が多い、東洋大らしいトライだったと言えるだろう。
東洋大学スターティングメンバー
大会残り2試合の東洋大は、早稲田大戦に続いてFLタニエラ・ヴェア主将(目黒学院)らをスタメンへ。先発変更は1人のみ。2年生HO小泉柊人(目黒学院)だけだ。
前戦含めフッカーだった3年生の小川雄大は1番プロップへ。3年生の小川は創部90年を超える徳島の伝統校で、御所実業高の竹田寛行らを輩出した徳島・脇町高の出身だ。
坂本琥珀(東洋大学)
注目したい一人は先発唯一のルーキー、坂本琥珀だ。仙台育英高出身の1年生で、瞬発力、スピードに長ける。高校を卒業したばかりの1年生がどんなプレーを見せてくれるのか。
どちらも大会中に自信を深め、着実に成長中だ。注目点のひとつは、前述の通りスクラム戦だろう。東洋大は強烈なヒットが予想される流経大のスクラムに対抗したい。
東洋大のハイテンポな攻撃も見モノだ。流経大は早稲田大のハイペースに守備を崩され、ビッグゲインを許していた。ブレイクダウンの適切なファイト、守備のコネクションを確認しながら失点を抑え、初勝利を掴みたい。
JSPORTSオンデマンドでの限定配信は、6月19日(月)午後1時からだ。秋の関東リーグ戦1部に所属する両雄は、夏を越えた先にある本番でふたたび対決する。どちらが初勝利を掴めるか。秋へ向けても重要な一戦となる。
多羅 正崇
1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある
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