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【ハイライト動画あり】明治大学、昨年度の雪辱を果たした東海大学戦を選手コメントで振り返る。ラグビー関東大学春季交流大会
ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部ケガからの復帰戦となった廣瀬
初戦、第2戦と連勝を収め、明治大学は順調な滑り出しを見せた。このまま勢いに乗りたい3戦目の相手は東海大学。昨年度の関東大学春季交流大会で敗北を喫している明大にとっては、絶対に負けられないリベンジマッチとなった。
先に試合を動かしたのは明大だった。前半2分、敵陣5mライン付近でのマイボールラインアウトからモールに持ち込むと、そこからHO(フッカー)松下潤一郎(法4=筑紫)がボールを持ち出しインゴールへダイブ。
「モールが少し崩れて目の前が空いたので、そのまま飛び込んだ」(松下)。開始早々から明大FW(フォワード)陣の強さを見せつける見事な先制トライとなった。
このまま追加点を挙げ勢いに乗りたい明大であったが、東海大もそう簡単には試合の主導権を握らせてくれない。前半5分と12分にどちらも明大の反則から相手に攻め込まれトライを献上。「自分たちのミスが多く、ペナルティから得点されたのは課題」(左LO/ロック山本嶺二郎・法4=京都成章)。東海大に反撃を許す形となった。
しかし、この嫌な流れを明大の重戦車が断ち切る。「ラインアウトディフェンスでは自分たちからプレッシャーをかけて、スクラムでは相手を圧倒できていた」(右LO/ロック佐藤大地・法3=國學院栃木)。
ボールキャリーをする中山
セットプレーの強さで相手のミスを誘い、前半26分には東海大のペナルティから左PR(プロップ)中山律希(政経4=天理)が素早くリスタート。ディフェンスが薄くなったスペースに走り込み、同点となるトライを挙げた。
その後、もう1トライを重ね、21-17で前半を折り返した明大。「スクラムが勝てたのは良かったが、最後のところで取り切れず点差が開かなかったのは良くなかった」(山本嶺)とリードしていることに満足せず、自分たち自身を厳しく評価する前半戦となった。
続く後半戦では、前半で流れをつくったFW陣に負けまいと、BK(バックス)陣が開始直後から強さを見せつける。後半6分、敵陣22mラインでのマイボールラインアウトから中央、左サイドへとパスをつないでいく。
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