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ラグビー コラム 2023年4月24日

【ハイライト動画あり】浦安D-Rocks、全勝で文句なしのディビジョン2優勝決める。ジャパンラグビー リーグワン、順位決定戦第3節レビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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飯沼蓮(浦安D-Rocks)

今季のディビジョン2を牽引してきた両雄の優勝をかけた大一番にふさわしく、互いの意志とプライドが激しく交錯する見応え十分の80分だった。ここまで負けなしの浦安D-Rocksは、さらに一段ギアが上がったような迫力ある攻守で文句なしの全勝フィニッシュを果たし、三重ホンダヒートも逆転でのタイトル獲得こそならなかったものの、真っ向勝負で4トライを奪って確かな地力を示した。ここで得た体感は、それぞれにとって入替戦へ向けての貴重な財産になるはずだ。

立ち上がりから緊張感に満ちた攻防が繰り広げられる中、先にペースをつかんだのはD-Rocksだった。パワフルな縦の推進力に風上のアドバンテージも利して敵陣でゲームを進め、ペナルティ奪取から迷わずタッチに蹴り出してラインアウトを選択。モールを一気に押し切ってHO金正奎が開始4分に先制トライを挙げる。

続く10分には中盤のキックレシーブからWTB石井魁が中央を破ってビッグゲイン。一連の流れでたたみかけ、FLタイラー・ポールがポスト脇に押さえる。あざやかな集中攻撃で14-0と先行した。

しかしヒートもここでふんばり、鋭いアタックでフェーズを重ねて相手の反則を誘発。タッチキック→ゴール前ラインアウトから力強くモールをドライブし、ペナルティトライを奪う。さらにこのプレーでD-RocksのFLポールにイエローカードが提示された。

15人対14人の数的優位に立ったヒートは、24分にもクイックスローからFBトム・バンクスが豪快なカウンターアタックで防御網をブレイク。そのまま早いリズムでボールを動かし続け、最後はラックサイドを突いたSH山路健太がゴールラインを越える。SOケイレブ・トラスクのコンバージョンも決まり、14-14と試合をふりだしに戻した。

シーズンを通して課題とされてきたペナルティで自ら流れを手放す格好となったD-Rocksだが、この日はここからがたくましかった。連続失点にも浮き足立つことなくしっかりと体を当てて状況を立て直し、34分にFWがショートパスとオフロードを駆使して相手防御の厚い部分を突破。サポートしたSH飯沼蓮がインゴールへ駆け抜ける。

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