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ラグビー コラム 2022年12月9日

大学ラグビーはいよいよクライマックスへ。関西3位に滑り込んだ同志社大に、九州1位の福岡工業大が挑む。大学選手権3回戦プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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同志社大学

12月の第1週で関東および関西の各リーグも全日程を終了し、大学選手権の出場校が出そろった。2022年度の大学ラグビーシーズンも残り1か月。1月8日に国立競技場で行われる決勝へ向け、ここからは負ければ終わりの決戦が続くことになる。

上位リーグ勢が登場する12月11日の3回戦、大阪・花園ラグビー場での第1試合(11時45分キックオフ)に登場するのは、関西大学Aリーグ3位の同志社大と九州学生リーグ1位の福岡工業大だ。

同志社大は負ければ入替戦に回る可能性もあった12月3日の天理大との最終戦で見事な集中力を発揮して47-19で快勝し、関西3位に滑り込んで選手権出場を果たした。ビッグパフォーマンスから中7日での連戦となるだけに、心身両面で難しさはあるはずだが、チームのムードという点では最高の状態で臨めるだろう。

一方の福岡工業大は九州学生リーグAで2季ぶりの優勝を果たし、11月19日の選手権1回戦で北海道・東北地区代表の八戸学院大に57-0と快勝。2回戦では初出場のIPU環太平洋大との激戦をラスト10分の連続トライで制し(最終スコアは31-25)、3回戦へ勝ち上がった。今週はプレー強度、スピードとも格段にレベルアップする戦いとなるが、中2週でさまざまな準備ができる間隔でのゲームだけに、果敢なチャレンジが期待される。

北海道・東北地区代表と東海・北陸・中国・四国地区代表、九州リーグ1位が1~2回戦を戦う現在のトーナメント方式が導入されたのは、2016年度の第53回大会からだ。以後これまでの6大会で、関東大学対抗戦、関東大学リーグ戦、関西大学リーグを勝ち上がったチームが出場してくる3回戦の結果を振り返ると、地方リーグ勢は6戦全敗。もっともスコアが接近していたのは2019年度第56回大会の関西学院大対朝日大(38-19)で、ほとんどが30点差以上の大差決着に終わっている。

ただ内容的には見応えあるゲームも多く、実際に福岡工業大は4年前の第55回大会で流通経済大から4トライを奪うなど奮闘している。ラグビーファンにとってはそうした地方チームの渾身のファイトや隠れた逸材の躍動を目撃する貴重な機会でもあり、見どころの多い一戦といえそうだ。

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