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ラグビー コラム 2022年8月26日

気迫のこもった接点の攻防に注目。慶應義塾大×東海大、ラグビー菅平夏合宿練習試合プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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大学ラグビーの夏合宿シーズンも終盤を迎えた。各大学が総仕上げのトレーニングマッチに挑む中、8月28日にはサニアパーク菅平のメイングラウンドで、慶應義塾大と東海大が対戦する(12時キックオフ)。両校にとってこれが合宿の最終戦で、ともに2週間後に対抗戦とリーグ戦の初戦を控える状況だけに、チームの仕上がり具合や選手のコンディションが注目される一戦だ。

慶應義塾大は8月1日から16日まで恒例の山中湖合宿を実施した後、18日に選抜メンバーで菅平入り。21日に流通経済大とA、Bマッチを行い、それぞれ25-12、49-12で勝利した。A戦は開始3分の先制トライを皮切りにスピーディーな連続展開と鋭いヒットで優勢にゲームを進め、前半3本のトライを奪って15-0で折り返し。後半も開始早々にラインアウトモールでトライを追加してリードを広げ、トライ数5対2で押し切った。

この試合ではスクラムやモールで再三相手を押し込むなど、FW陣の奮闘が目を引いた。熱血漢のFL今野勇久主将を筆頭に、フィジカルバトルで激しく体を当てられるファイターがそろっている点は、今季の強みになるだろう。BKではSH杉山雅咲(大阪桐蔭出身)、CTB山本大悟(常翔学園出身)、FB今野椋平(桐蔭学園出身)と、3人のルーキーが先発。いずれも強豪高校の主軸として活躍してきた実力者で、チームにエナジーと躍動感をもたらしている。

一方の東海大は8月18日から菅平キャンプをスタートし、Aチームの初戦となった21日の同志社大戦に58-19で大勝。学生屈指の破壊力を誇る大型FWがパワフルなコンタクトで接点の攻防を制圧し、狙い通りにスペースへボールを運んでトライを重ねるというゲーム内容で、今季のチームのポテンシャルを示した。さらに25日には、関西大学春季トーナメントで京都産業大と両校優勝を果たした天理大にも41-19で勝利。序盤は攻め込みながら仕留めきれないシーンが続いたものの、浮き足立つことなく攻守にプレッシャーをかけ、じわじわとスコアを積み上げての完勝で、チームづくりが順調に進んでいることを感じさせた。

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