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ラグビー コラム 2022年5月20日

豪華布陣で迎える2週後の再戦は熱戦必至。リーグワンプレーオフ準決勝、埼玉ワイルドナイツ×クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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埼玉ワイルドナイツ vs. クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

勝利と敗北が天と地ほどの隔たりを意味する。それがプレーオフの戦いだ。レギュラーシーズンを通して実力を証明してきたトップ4の精鋭が、究極の仕上げで挑む最終決戦。栄えある初代王者の称号をめぐる激突は、まちがいなくリーグワン元年の掉尾を飾るにふさわしい激闘となるだろう。

5月22日の日曜日、秩父宮ラグビー場で14時にキックオフを迎える準決勝第2試合は、リーグ戦2位の埼玉パナソニックワイルドナイツと、同3位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイの顔合わせとなった。くしくも両者は5月7日のリーグ戦最終節で対戦しており、この時はホストのワイルドナイツが後半30分以降に3トライを挙げて35-14で勝利している。そこでつかんだ感触を踏まえ、それぞれがどのようなプランで15日後の再戦に挑んでくるのか。それがこの一戦の最大の焦点となる。

戦った試合は負けなしの14連勝(不戦敗が2つあるため数字上の成績は14勝2敗)で駆け抜けたワイルドナイツの強みは、リーグ随一の分厚い選手層だ。登録メンバーはもちろんノンメンバーにまでトップクラスの実力者がひしめき、その重厚な戦力が、相手の渾身の攻守を受け止めはね返す横綱相撲を可能にしている。とりわけ際立つのはフロントロー陣の充実。PR稲垣啓太、HO坂手淳史、PR平野翔平の先発3人に加え、ベンチで戦況を見極めながら出番を待つPRクレイグ・ミラー、HO堀江翔太、PRヴァルアサエリ愛の日本代表勢の存在が、いかなる流れにも動じず主導権を手繰り寄せられる安定感につながっている。

得意のトライパターンは、堅牢な組織ディフェンスをベースにボールを奪ったところからマリカ・コロインベテ竹山晃暉の両WTBやCTBディラン・ライリーらスピードランナーが一気に切り返すカウンターアタック。そのうえ自分たちで仕掛けて相手防御を崩す型も備えていることが、どんな試合展開でも勝ち切れる強さの理由だ。相手にすれば攻めている時も守っている時も常にプレッシャーにさらされ続けるため、疲労が蓄積してくる終盤に集中力の綻びを余儀なくされる。

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