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ラグビー コラム 2021年2月10日

姫野和樹、悩み抜いた末にラグビー王国へ 「常に一流であることが成長のキー」

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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インタビュー動画

姫野和樹選手ニュージーランド出発直前インタビュー|悩み抜いた末にラグビー王国へ

――ただ、ハイランダーズのFW第三列は、RWC2019のNZ代表シャノン・フリゼル(195cm、108kg、26歳)、NZ代表24キャップのリアム・スクワイア(196cm、113kg、29歳)などトップレベルの選手が多いです。競争は厳しいと思います。
「それは楽しみな面が大きいです。フリゼル、スクワイアの他にも、今後オールブラックスに入るのではないかと言われているマリノ・ミカエレ・トゥウ(192cm、113kg、23歳)がいます。でも、日本にいたら経験できないことだし、がむしゃらに彼らを追い抜こうと頑張るのは自分にとってプラスだと考えています」

――みんな姫野選手(187cm、112kg)よりもサイズが大きいですね。
「自分より大きな選手が普通にいるリーグで体をバチバチ当てることは、今の自分に必要なことです。RWC2019で強度の高い5試合を戦って、最後は満身創痍で自分のパフォーマンスを維持することができませんでした。フィジカリティーの高いリーグに飛び込むことは自分のタフネスにつながると思っています」

――流大選手とのインスタグラムでのトークライブで、「俺は厳しい環境に身を置かないとダメな奴」と話していましたね。
「それで成長してきましたから。もともとは失敗を恐れる人間でした。大学の時もいかに岩出雅之監督に怒られないようにするかを考えていました。でも、RWC2019で活躍できたのは、トヨタ自動車で1年目からキャプテンという立場になり、苦しんで、失敗して、それでも立ち上がって、その繰り返しで成長できたからです。RWCによってラグビーの価値が高まり、いまの日本でプレーすることは幸せです。ただ、それでいいのか? ここは自分にとって本当に成長できる場所なのか?と問いかけ、決断しました」

――以前、「常に一流であれ」と、中学時代のラグビー部の監督さんに言われたと話していましたね。「一流というのは、倒れてもすぐに起き上がることだ」と。
「その言葉に社会人の一年目も助けられたし、どんなに上手くいかない状況でも立ち上がろうと、ぶれない芯があったから成長できました。NZでも同じです。常に一流であり続ける。どんなに失敗しても立ち続ける。それがNZでの成長のキーだと思っています」

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