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写真:ディフェンス陣が京産大を封じ込めた
これぞ『立命館大学ラグビー部』。大歓声のなか、闘志全開で熱い試合を展開。今回のゲームの主導権は完全に立命館大学が握った。
2019ムロオ関西大学ラグビー部Aリーグ第6節。対戦相手は、昨年立命館が24-19と僅差で勝利した、ライバル校の京都産業大学。
これまでの試合は立ち上がりに苦戦する場面が多く、なかなか思うような結果を残せていなかった立命館。しかし、この日は今までとは打って変わって、常に優勢な闘いを繰り広げた。
開始4分、CTB(センター)藤高将(スポ4・大阪桐蔭)がPG(ペナルティゴール)を決め先制。直後に相手に得点を許すも、動じない立命館は京産大の反則を誘う好プレーを連続し、26分、スクラムからFL(フランカー)宮下大輝(営2・報徳学園)がトライ。
追加点を決め、CTB木田晴斗(情理2・関西大倉)のゴールも成功。さらに35分、相手のオフサイドからトライを狙う。ディフェンスが立ちはだかるなか、フリーだったWTB片岡涼亮(営4・流経大柏)へのパスがつながり、そのままトライ。
続けて39分、中央のこぼれ球をNO8(ナンバーエイト)庄司拓馬(済3・東海大仰星)が拾い、キックパス。見事パスが通り、受け取った木田が滑り込みで左隅にトライを決める。
凄まじい得点力を見せつけ、ディフェンスを崩すことなく、果敢にボールを奪いにいった立命館。課題となっていた前半を22-7と大差をつけて折り返し、ゲームの流れを完全につかんだ。
このまま逃げ切りたい立命館。後半も強さは衰えず。試合が動いたのは6分、前半同様、またしても藤高の抜群の安定感のあるPG成功で先取。
その後は、両チームとも反則が目立ち互角の闘いが続くが、16分、ラインアウトから優位になった京産大にセンター方向へ攻め込まれ失点。体力勝負の後半、重要になってくるディフェンスでプレッシャーをかけたいところ。
そして20分、その通り相手の反則から、PGで得点。ここでもゴールを成功した藤高はMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出される。プレースキックの圧倒的な正確さで大いにチームに貢献。
この試合で5ゴールを決め、だれもが納得の活躍をみせた。試合は28-14のまま動くことなく終了。3試合ぶりの勝利を収めた立命館。決して簡単ではない京産大相手に実力を見せつけた。
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