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ラグビー コラム 2019年9月23日

イタリアが快勝も、数々の課題も。ラグビーW杯日本大会「イタリア vs. ナミビア」レビュー

ラグビーレポート by 真鍋 雅彦
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イタリア-vs.-ナミビア

高校ラグビーの聖地、花園ラグビー場でのラグビーワールドカップ初戦は、プールBの第2戦、イタリア対ナミビア。9月22日、20,354人という大観衆が集まる中、ナミビアのキックオフでゲームが始まった。
ニュージーランド、南アフリカのどちらかを破ってベスト8入りを目指すイタリアと、6大会連続出場でいまだ未勝利のナミビアとの対戦ということで、試合前はイタリア有利の声が多かったが、先制点を奪ったのはナミビアだった。

前半5分、起点は、ハーフウェーライン付近のイタリアボールのラインアウト。イタリアのキャッチミスでこぼれたボールをHOトーステン・ファンヤースフェールドが拾って突進。イタリア陣10m付近でできたラックから素早く右に展開し、WTBチャド・プラトがライン際を快走。その後内に返し、最後はSHダミアン・スティーヴンズが右中間に飛び込んだ(ゴール成功で7-0)。ナミビアの鮮やかな先制トライに判官贔屓の日本のラグビーファンは大興奮。試合自体も面白くなった。
しかし、このトライでイタリアも目が覚めたのか反撃を開始。キックオフからナミビア陣に攻め込み、FWのタテ突進でゴール前へ。前半10分、ゴールポスト正面の5m地点でペナルティーを得たがゴールを狙わずスクラムを選択。相手のコラプシングを誘い、ペナルティトライで7-7に追いついた。
その後もイタリアが試合を有利に展開するが、ナミビアの執拗なディフェンスに苦しんで、なかなかゴールラインを超えることはできい。そんなイタリアに追加点が入ったのは前半25分。ナミビア陣10m付近のラックから出たボールをCTBルカ・モリーシがラインブレーク。ゴール前で捕まるも、後方からトップスピードで走り込んだSOトンマーゾ・アランにボールが渡り、トライ。ゴールも成功して14-7とこの試合初めてリードを奪った。
イタリアはその後もナミビアの粘っこいディフェンスに手を焼いたものの、前半40分、ナミビア陣10m付近のラインアウトからLOフェデリコ・ルッツァが抜け出し、ライン際を走っていたSHティト・ティバルディにノールックパス。そのままティバルディが左隅に飛び込み(ゴール成功)、21-7と点差を広げて前半を終了した。

ハーフタイム中、天候が急変し、豪雨の中でのスタートとなった後半は、キックオフ直後からイタリアが攻め立てる。後半3分、ナミビア陣ゴール前でのラインアウトからモールで押し込み、フェーズを重ねたあとCTBトンマーゾ・ベンヴェヌーティからWTBマッティア・ベッリーニへのキックパスが見事に決まり(ゴール成功)28-7に。
さらにその3分後の後半6分、イタリアはナミビアのミスにつけ込んで自陣から一気に相手陣深くにボール運び、最後は途中出場のSOカルロ・カンナがポスト左に飛び込んだ(ゴール成功で35-7)。
このトライで“大差”になることも予想されたが、ナミビアがここから反撃。後半10分にPKで追加点を奪うと、16分にはイタリア陣10m付近のスクラムから鮮やかなサインプレーで、WTBのJC・グレイリンがトライを奪って35-15とした。

その後、両チームとも1トライずつ加え、47-15で試合終了。スコアだけを見るとイタリアの快勝に見えるが、ベスト8入りを目指すイタリアにとっては課題ばかりが目立った試合。中3日で迎えるカナダ戦(9月26日)までにどれだけ立て直せるか?
一方、ナミビアは大いに健闘。アフリカ勢同市の対決となる9月28日の南アフリカ戦での戦いぶりにも注目したい。

文:真鍋 雅彦

【ハイライト】イタリア vs. ナミビア ラグビーワールドカップ2019 プールB

© Rugby World Cup Limited 2019
真鍋 雅彦

真鍋 雅彦

フリーライター。1957年大阪府生まれ。父の影響で小学生の頃からラグビーに親しむ。大学卒業後、ベースボール・マガジン社勤務を経てフリーランスに。主にラグビー、野球、ゴルフなどの原稿を執筆。2014~18年、キヤノンイーグルスWEBページのオフィシャルライターを務める。

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