人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
狼軍団の闘志は観る者に伝わったはずだ。
今シーズンの総合最下位が決定していた。南アフリカでのアウェーゲームだった。それでも、サンウルブズは何度も会場を沸かせ、ノーサイドの瞬間まで戦い続けた。
「スーパーラグビー(SR)2019」は第17節。
2勝12敗の日本チーム・サンウルブズは、6月8日(土)、南アフリカのニューランズ・スタジアム(ケープタウン)で、6勝1分7敗のストーマーズ(南アフリカ)と対戦した。
レギュラーシーズンが残り2節となり、各カンファレンスのプレーオフ進出争いは激化。
しかしサンウルブズは前節ブランビーズ戦に敗れたことで、総合最下位(15位)が決定。
2020年限りでのリーグ除外も公表されており、南アフリカ、アルゼンチンでの残り2試合は、モチベーションの維持が困難と思われた。
そんな狼軍団をゲーム主将として率いるのは、前節に続いて精確無比なキックで成果を出しているSOヘイデン・パーカー。また出場23人には、日本代表の宮崎合宿メンバーも名を連ねた。
6月3日(月)に日本代表の宮崎合宿に参加する42人(フォワード26人、バックス16人)が発表されたが、その中から、PR三上正貴、HO北出卓也、CTBラファエレ ティモシーがリザーブに入った。
一方で選外となって注目された山田章仁もリザーブ入りを果たした。先発では松橋周平が7番を背負い、6番に入った長谷川崚太は記念すべきSRデビュー。
さらにPR浅原拓真、LO大戸裕矢、FL西川征克、SH内田啓介もリザーブに入り、日本代表入りへ向けてアピールに備えた。
対戦するストーマーズは南アフリカ・カンファレンス最下位(勝点30)だが、プレーオフ進出の可能性が残されている状況。
プレーオフ進出のためには絶対に落とせない一戦。FLシヤ・コリシ主将などの主力を欠いた若い布陣ながら、必勝態勢で狼軍団を迎えた。
先制点はサンウルブズだった。
J SPORTS ラグビー公式Twitterをフォローしてラグビーの最新情報をチェック!
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!