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安定感あるプレーを披露している「なんでもできる」選手と、仕事人ぶりを発揮すればサンウルブズを苦しめるキャプテンに注目 ウィークエンドピックアッププレイヤー
村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一 04月21日、ニュージーランド南島クライストチャーチで開催されるスーパーラグビー2018第10節、クルセイダーズ対サンウルブズのメンバーが発表になった。昨年の王者に挑むサンウルブズは、怪我を抱える堀江翔太、田村優、松島幸太朗が欠場。共同キャプテンの流大がリザーブ、ヴィリー・ブリッツがNDS(ナショナル・デヴェロップメント・スコッド)に合流しているため、キャプテンは、FLピーター・ラピース・ラブスカフニが務める。
今週末の注目選手は、FL徳永祥尭(185cm、100kg)をあげたい。今季は、ここまで7試合中6試合に出場し、安定感あるプレーを披露している。第2戦のレベルズとの戦いでは、負傷者が相次いだことで不慣れなWTBに入る緊急事態となったが、持ち前の対応能力の高さで無難にこなした。「WTBは花形でいいポジションだなと思っていたのですが、しんどいポジションでした。きつかったです」。試合後のコメントも振るっていた。
徳永は兵庫県出身で関西学院高校から関西学院大学に進み、大学時代はU20日本代表にも選出され中心選手として活躍した。卒業後は東芝ブレイブルーパス入り。並外れた走力で7人制日本代表でも活躍し、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックに出場して4位入賞の快挙を成し遂げている。ともにプレーする選手たちは「彼はなんでもできる」と、その万能ぶりに舌を巻く。今年のサンウルブズでは、リーチ マイケル、ラブスカフニ、姫野和樹、ヴィンピー・ファンデルヴァルトなど、ライバルの多いFW第三列で出場機会が少なくなると見られていたが、負傷者続出の中でチャンスをつかみ、出場機会を増やしている。キックオフのボールを追いかけてのタックルや、ボールを持ってのロングゲインなどで存在感を示し、2019年、日本で開催されるラグビーワールドカップの日本代表入りへのサバイバルマッチで一歩リードしている。
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