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鈴鹿サーキットで開幕したスーパーフォーミュラ2025
いよいよ国内のメジャーシリーズも開幕しましたね。
スーパーフォーミュラ(SF)が鈴鹿で開幕。いきなりの2連戦が行われたのですが、第1戦では3回もセイフティーカーが導入される荒れた展開。そして、第2戦は、最終盤にから最終ラップまでセイフティーカーが導入されたという国内トップフォーミュラレースでは初めて見る光景でした。
さて、公式練習走行が行われた金曜日の夕刻にフォーミュラ・レーシング・ドライバー・アソシエイション(FRDA)の総会が開かれて2025年の会長に坪井翔選手。副会長に野尻智紀選手が選出されました。この会は、2003年に発足されて、2004年から活動している。なんと21年の活動歴がある会で、ドライバーの立場から競技運営、安全性、そして振興に働きかけることを目的としている。設立時からその事務局をボクが仰せつかっています。
設立当時の提案を見てみると、その一部に以下のようなものがあった。
・タイムスケジュールの統一
・HANS使用に関する車両レギュレーションの変更
・レースダイレクターの設置(シリーズ全レースに同一のディレクターを設置)
・レギュレーションの解釈、運用、審判の統一
今やレース競技運営団とは別にレースディレクターの存在は当たり前なのだけれど、20年前にはその存在はなかった。また、サーキット毎にローカルルールのようにレギュレーションの解釈や運用は異なっていた。現在ではそれらは改良、改善されている。FRDAからの提案がそれに一助となっているのは確かだと思います。
また、今年SFのプロモーターである日本レースプロモーション(JRP)内にアスリート委員会が新設された。これはアスリート=ドライバーの意見、考えにブーストをかけてくれる委員会とのこと。FRDAの活動がこのアスリート委員会を通じてより活発に、より貢献できるのではないかと考えます。
そして、国内のモータースポーツを統轄する日本自動車連盟(JAF)のモータースポーツ専門部会に新たに競技運転者=ドライバーズ部会が設立された。これは、FRDAやアスリート委員会のように一つのカテゴリー、シリーズの内部の活動ではなく、国内モータースポーツ全ての競技者=ドライバーズに関することをJAF内の委員会に諮問、答申する部会。
FRDAは20年以上の歴史を有しているけれど、にわかにドライバーにフューチャーされる新しい動きがあるのは、モータースポーツにとって良きことであると信じ、期待しますよ。
文:高橋 二朗
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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