人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2023年10月31日

宮田莉朋選手(No.36 au TOM’S GR Supra)「絶対勝って終わろうという気持ちしかなかった」 | SUPERGT 2023 第7戦 オートポリス【SUPER GT あの瞬間】

モータースポーツコラム by 島村 元子
  • Line

── 終盤、さらに怒涛の追い上げを見せて70周目には3位へ上がり、表彰台圏内へ。目の前にライバルが見えて、よりいっそう“スイッチ”が入りましたか?

宮田:(スイッチが)入りますし、その前のスティント……僕の1回目の走行の時には、もう3号車が前にいる状況で。目の前ではないんですが、2つぐらい前のポジションで、見えるところでずっと走ってました。なので(目前のクルマに対しては)『もう頼むから、もう除けてくれ!』ぐらいの思いしかなくて。(自分たちは)3号車の前でゴールしたいという思いで(レースに)来てますからね。当然、(コース上で争っている)相手なんで、除けてくれることはないんですけど、『除けるか、早くピットに入ってくれれば、こっちは速く走れる』ぐらいな感覚でいました。まぁ、そのスティントでもしっかりコース上で追い抜くことはできましたした。そこらへんは、ある意味、冷静に対処できました。

──77周目には、ホームストレートで3号車とサイドバイサイドになり、第1ヘアピンでついに逆転。狙いを定めていましたか?

宮田:最終コーナーで、(3号車が)GT300車両に引っかかったらチャンスがあると思っていました。どんな手とは言わないですけど(笑)、(3号車の走行ラインが)僕と違うなってところが(うしろを走って)よく見えたので。1コーナーで抜くのは、結構難しいかなと思ったんですけどね。セクター3は、結構GT300車両も速くて、決勝ではGT500車両との大きな差がないんです。 コーナー進入で並びかけることができれば、GT300車両を抜けるぐらいなんです。距離感として、『(3号車がGT300車両に)最終コーナーで引っかかったら、第1ヘアピンあたりで(3号車に)並べる』という感覚でした。今回のオートポリスに限らず、僕らは(サクセスウェイトに合わせた)燃料リストリクターを今まで積んで走ってきて、ストレートスピードが遅かったから、コーナーで相手に抜かれないようにする/相手を抜けるようにするっていう経験があった。なので、オートポリスでは、それを踏まえて活かしたという感じですね。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ