人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2023年10月31日

宮田莉朋選手(No.36 au TOM’S GR Supra)「絶対勝って終わろうという気持ちしかなかった」 | SUPERGT 2023 第7戦 オートポリス【SUPER GT あの瞬間】

モータースポーツコラム by 島村 元子
  • Line

 ストラテジーの部分は、去年、ピットスタートから僕がスタートして、今回のように(ピットインのタイミングを)長めに引っ張って、最後(のスティントとピット作業時間を)短くすることをやったんです。昨年は、セーフティカーが出るだろうと予想してレースを進めてたんですが、(結果としてセーフティカーが)出なかったので、あんまりパッとしないというか……。一応、(途中)8台抜いて前に出れたんです。去年、そういう作戦をしたから、オートポリスでは、逆にそっちの方(ピットインのタイミングを遅らせる)が、最終的に前に出れるんじゃないかなっていうことを、なんとなく感じていました。ただ、それを遂行するには、タイヤ選びだったり、クルマもオートポリスに(見合う)強いクルマを作らなきゃいけなかったので、僕とエンジニアはそのことに結構悩んでましたね。SUGOのあとから悩んでたんですけど……。実は、僕としては……スーパーフォーミュラーのタイトルもかかってる(※1)ので、(SUPER GTが)そっちのけになってて(苦笑)。オートポリスは、『とりあえずなんとかなる』ぐらいな感じでもありました。

※1:最終大会を前に、ランキング暫定トップにつけている

── チーム、エンジニアとの信頼関係がしっかりと構築できているからこそ、“お任せ”できたのだと思います。

宮田:そうですね。SUPER GTはドライバーふたりでやるレースですし。現場では、『坪井(翔)クン、よろしく!』みたいな感じでした。基本、僕は(レースの準備を)結構細かくやりたいタイプなので、工場に行って、話をしたりしたりメカニックとご飯を食べに行ったりとかするタイプなんです。今年、メカニックもSUPER GTとSF(スーパーフォーミュラ)両方が同じメカニックで、エンジニアだけがSUPER GTとSFとで違うんですが、『僕、頭の中がSFなんで、あとはよろしくです』って、多分(SUPER GT担当エンジニアに)言ってたかと。(結果的に)勝ちましたけど、それぐらい、オートポリスは、いつもよりちょっと考えが浅いぐらい感じで、現場に入ってました(苦笑)。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ