人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
2023“SF鈴鹿決戦”チャンピオン候補3|リアム・ローソン~夢にもう一歩近づくのに必要な“初のビッグタイトル”~
モータースポーツコラム by 吉田 知弘「ハイダウンフォースなところは、スーパーフォーミュラとF1は似ているところがあるから、スーパーフォーミュラを乗ることでF1のシミュレーターに役立っている部分はある」と語るローソン。こういうトレーニングが日頃からできていたからこそ、スーパーフォーミュラでも対応できる部分があったのではないだろうか。
そして、今シーズンのローソンを見ていて感心したところがひとつある。それが第4戦オートポリス大会だ。
日向坂46の富田鈴花さんが今年から決勝の中継を始めたABEMAでスーパーフォーミュラ広報大使として同番組のMCを務め、現地リポーターとしても活躍しているが、実は彼女がレース前にインタビューしたドライバーが優勝するというジンクスが今季前半に続いていた。ローソンは、そのことを番組ゲストとして出演した時に知ると、大津弘樹(肺気胸で欠場となった野尻の代役として参戦)のインタビューに自ら割り込んでいった。
その効果が実際にどれほど影響しているかは分からないが、その後の決勝レースで見事優勝を飾ったのだ。
スーパーフォーミュラ第4戦
スーパーフォーミュラのようにハイレベルかつ超僅差なバトルとなると、最後に勝敗を分ける鍵として必要になるのが“運”だ。そこに勝つ可能性が1%でも増えるのであれば、それを躊躇せず自ら取りにいく…ローソンが内に秘める“貪欲さ”のようなものが垣間見えた瞬間だった。
そして、8月の第7戦終了後には、思わぬ展開が待ち受けていた。F1オランダGPに出走中のリカルドがクラッシュを喫し、手の骨を骨折。リザーブとして現地帯同していたローソンが代役で出走することとなった。
そのまま、リカルドの怪我が治るまで。オランダGPを含めて5戦に出場。シンガポールGPでは9位入賞を飾ったほか、鈴鹿サーキットで行なわれた日本GPにも参戦し、大きな注目を集めた。
ここでも高い順応性をみせて力強い走りを見せるローソン。本人を含め、誰もが翌年のレギュラー昇格を信じて疑わなかった。しかし、日本GPの土曜日に発表された翌年のアルファタウリのドライバーラインナップは角田裕毅とダニエル・リカルド。ローソンは引き続き、リザーブドライバーを務めることとなった。日本GP前には、そのことを聞かされていた模様。木曜日に現地で囲み取材の時間があるのだが、ほとんど笑顔がなかったのが印象的だった。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
5月18日 午後1:50〜
-
5月19日 午後2:20〜
-
【限定】スーパーフォーミュラ 2024 第2戦 オートポリス フリー走行1
5月18日 午前9:05〜
-
FIA 世界耐久選手権(WEC) 2024 第3戦 スパ・フランコルシャン6時間レース(ベルギー)
5月11日 午後7:30〜
-
【限定】スーパーフォーミュラ 2024 第2戦 オートポリス フリー走行2
5月19日 午前9:50〜
-
SUPER GT 2024 第2戦 富士スピードウェイ 決勝
5月4日 午後1:00〜
-
FIA フォーミュラE世界選手権 2024 第10戦・決勝 ベルリン(ドイツ)
5月12日 午後9:30〜
-
FIA フォーミュラE世界選手権 2024 第9戦・決勝 ベルリン(ドイツ)
5月11日 午後9:30〜
J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!