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2023“SF鈴鹿決戦”チャンピオン候補3|リアム・ローソン~夢にもう一歩近づくのに必要な“初のビッグタイトル”~
モータースポーツコラム by 吉田 知弘リアム・ローソン(TEAM MUGEN)
いよいよ今週末に迫った2023スーパーフォーミュラ最終大会。今年はドライバーズチャンピオン争いが非常に白熱しており、宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)、リアム・ローソン(TEAM MUGEN)、野尻智紀(TEAM MUGEN)による三つ巴の頂上決戦となる。
前回に引き続き、今季チャンピオン候補のそれぞれにスポットを当てていく記事となるが、最後の3回目はランキング2番手につけるリアム・ローソンだ。
DTM(ドイツツーリングカー選手権)やF2で輝かしい成績を残し、今年はF1のレッドブル・レーシングでリザーブドライバーを兼任する形で、スーパーフォーミュラにフル参戦。彼にとっては初めての日本のレースではあるが、1シーズンでチャンピオンを獲得して、翌年にF1のレギュラーシートを獲得するという目標に向かって、2023シーズンの挑戦を開始した。
ローソンが初めて鈴鹿サーキットを走ったのは、昨年12月の公式テスト。スーパーフォーミュラの車両や使用されているタイヤ、そして鈴鹿サーキットの難しさは、ヨーロッパのフォーミュラカーカテゴリーのそれとは異なる部分もある。そのため、海外から来た多くのドライバーが最初は苦労しがち。しかし、ローソンは2日間のテストで全くミスをせず、淡々と周回を重ねていき、経験を積んだ。
これには、TEAM MUGENの田中洋克監督も「『しっかりと走りきることが重要だから、まずはクラッシュをしないように』と伝えたところ、ちゃんと我々の言うことを聞いて、素直だなと思いました。外国人ドライバーはだいたい言うことを聞かなかったりするんですが……逆にビックリしました」と、驚いていた。
21歳という若さでありながら、この安定感は驚異的。セッションが進むにつれて、同じTEAM MUGENで走る野尻だけでなく、他のチームのドライバーたちも警戒感を強めていった。
そんな中で迎えた4月の開幕大会。舞台となる富士スピードウェイでは、例年なら開幕前にテストが行われるのだが、今年は過密スケジュール回避のためにシーズン中に実施されることとなった。このため、ローソンにとっては富士を走るのは初めて。しかも、金曜日のフリー走行は荒天により中止となり、いきなり土曜日朝の第1戦予選でタイムを出さなければいけない状況となった。
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