人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2023年10月27日

堤優威選手(No.2 muta Racing GR86 GT)「目の前に勝ちがあったのに、掴み取れなかったのが本当に悔しい」 | SUPERGT 2023 第7戦 オートポリス【SUPER GT あの瞬間】

モータースポーツコラム by 島村 元子
  • Line

── 結果として、今大会はミスもなく、力を出し尽くしての2位。だからこそ余計に悔しさが大きかったと思います。気持ちの切り替えが難しかったのでは?

堤:今までの2位って、ちょっとしょうがない部分とかがあったんですけど、今回の2位に関しては、週末を通してずーっとトップできてたし、ドライバーふたりもチームも自信がありました。もうシリーズチャンピオンを考えても、勝つしかないっていうところだったし、決勝まではもう完璧なレース運びができていたし。ただ、展開がちょっと恵まれなかった。最後の僕のステントでも、目の前に1位がある状況になって、自分の力で掴み取れる可能性がずっとあったので、もうそこが非常に悔しいです。あと、(52号車と)コンマ2秒とかまで詰めた時もあったし、基本的にずっと1秒以内のバトルだったんで、もうそこで行ききれなかったことが、チームに対して非常に申し訳ないです。目の前に勝ちがあったのに、掴み取れなかったのがもう本当に悔しい。もう今までの2位とは比べ物にならないぐらい、悔しかったです。

レース終わった後は、平良選手とすごい悔しい気持ちで、正直、表彰台にも行きたくないぐらいだったんです。でも、表彰式のシャンパンファイトで(優勝した)吉田さんにめっちゃかけて……。その時ぐらいから、もう終わったことだし、抜けなかった自分たちも悪いし、まず(52号車に)抜かされちゃったことも……あれ(52号車の戦略)を防ぐというのは難しいんですけど、それを見通せなかった僕らチーム全体としての甘さが出ちゃったのかなというところもあります。非常に悔しいですけど、最終戦でポールポジションを獲って、優勝すれば……(加えて)埼玉さんがノーポイントであれば、チャンピオンになれるので。その希望がある唯一のチーム……20何チームある中で、僕らしか(逆転)チャンピオンになれる可能性がないので、そういった意味で言うと悔しかったものの、表彰式が終わった後ぐらいから、なんでこうなったかっていう原因と、次のレースはどうしたいっていうことを、もうエンジニアさんに話をしてました。その日中には(悔しさは)吹っ切れてないんですけど、(気持ちを)切り替えたという感じではありました。ただ、次の日、鈴鹿で86(ハチロク)の走行があって、それこそ平良選手とまた一緒で(笑)。朝、会った時も、『やっぱり悲しいよね』っていう話はしましたね。今でも、すごい悔しい気持ちもありますけど、ずっと引きずっててもしょうがない。最終戦に向けて、自分たちがやるべきことをしっかりやろうかなという思いにはなっています。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ