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モーター スポーツ コラム 2023年10月27日

堤優威選手(No.2 muta Racing GR86 GT)「目の前に勝ちがあったのに、掴み取れなかったのが本当に悔しい」 | SUPERGT 2023 第7戦 オートポリス【SUPER GT あの瞬間】

モータースポーツコラム by 島村 元子
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堤優威選手(No.2 muta Racing GR86 GT)「目の前に勝ちがあったのに、掴み取れなかったのが本当に悔しい」 | #supergt 2023 第7戦【SUPER GT あの瞬間】

── 天気予報とは異なり、実際は決勝日も気温が低い一日になりました。レース中は、タイヤコントロール等のマネージメントの難しさを感じることはありましたか?

堤:日曜日の方が、気温も路温(路面温度)も高くなる予定だったんで、僕らとしては予選での路温であのタイムを出せてた(※1)ので、 決勝は路温が上がれば、さらに有利に展開が広げられると思ってたんですが、想定よりもだいぶ低い気温、なおかつ路温も全然上がらずの状態でした。オートポリスって、日本で一番タイヤに厳しいサーキットなんですが、やっぱり想定していたより低い路温だと、タイヤが温まりきらず、だけど使わなきゃいけないっていうところで、タイヤへの攻撃性が非常に高くなってしまって。結果、自分のタイヤカスが取れない症状(ピックアップ)が出てしまったんです。もうちょっと気温が高ければ、 また違った展開にはなったのかなと思うんですが、そこを含めてちょっと運がなかったかなと思います。

※1:平良が担当した予選Q1は、気温18度/路面温度25度のコンディション。約30分後に実施された予選Q2には堤が出走。気温17度/路面温度22度の中、コースレコード更新となる1分42秒016のタイムをマークし、自身初のポールポジションを手にした。一方、決勝は、気温17度/路面温度25度の下でスタート。気温はほぼ変化なかったが、路面温度は次第に5度ほど低下した。

── ピックアップの症状に見舞われた一方、52号車は1回目のピットインで給油だけ行ない、タイヤ無交換でコース復帰をしました。この戦略をどう受け止めましたか?

堤:52号車のタイヤ無交換は、無線で平良選手から聞きましたが、正直、僕らの中では(その策は)なかった。僕が第2スティントを乗ってる最中に多分タイヤがきつくなってくるんで、そうするとしわ寄せが第3スティントの最後の10周とかに来ちゃうと思うんです。それを考えても、タイヤを替えないという選択肢は元々なかった。もちろん、タイヤのパフォーマンス的にはいけるとは思うんですけど、僕らは替えた方が絶対取り分(マージン)があると思っていたので。予想外の作戦……aprさん(No.31 apr LC500h GT)もそうだと思うんですけど、無交換で行くっていうのはびっくりしましたし、無交換でもタイムが意外と速かったので、ちょっとやられたなと思いながらも頑張って走行してました。

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