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【SUPER GT あの瞬間】国本雄資選手(No.19 WedsSport ADVAN GR Supra)「周りの人たちが喜んでいるのが、すごくうれしかった」 | 2023 SUPER GT 第3戦 鈴鹿
モータースポーツコラム by 島村 元子国本:僕、レース序盤で重たい(サクセス)ウェイトっていうのはあんまり味わってないんです。テストではウェイトを積んで走ったりとかはしているんですけど、ちょっと読めない部分があるんでなんとも言えないですね。ただ、予選のパフォーマンスは絶対高いと思うので、そこをしっかりと発揮したい。富士でも前回の鈴鹿で良かったセットアップで走ると思うんですが、正直、それで走るのがすごく楽しみだなっていうのがありますね。違うサーキットに行ってもポテンシャルがあるのかを見てみたいなって思います。
──7年ぶりの優勝を達成した今、 去年は4回獲ったポールポジションを今年もまたやってください、というファンの思いが膨らんでいると思います。44キロを積んでどこまでその声に応えられるかが次の見どころになりそうですね
国本:19号車にとって未知のウェイト……“未知のウェイト”って言ったらヘンですけど、序盤でここまで重いのはあまりなかったので、どれだけやれるか、あとは次のレースまでに富士と鈴鹿でテストがあるので、そこでしっかりと調整してうまく戦えるようにしたいなと思ってます。
──2016年のチーム初優勝のときは、坂東監督がコース上でみんなと男泣きしたシーンを覚えています。今回は感動のシーンをファンの皆さんにお見せできなかったので、チームとして、国本選手として、ぜひ皆さんにお見せしたいという気持ちは大きいのではないですか?
国本:そうですね。今度はしっかりとチェッカーを受けて、優勝して……もう現場で、サーキットで、チームとあとはファンの皆さんとスポンサーさんと一緒に喜びを分かち合いたい。なので、2勝目をちょっと待っててほしいなと思います。
──では、最後にこの企画恒例の「24時間以内のちょっとした幸せ」を教えてください!
国本:今日、晴南君と(監督の)マサさんと会えたのがうれしかったです(笑)。一緒に戦ってる仲間なんで、会えるのはうれしいです。
──レースウィークになったら、監督とドライバーさんは別個に行動する形も多いと聞きますが、たしか19号車はは違いますよね!?
国本:朝から晩まで一緒ですね。ホテルの部屋出てから帰るまで、もうずっと一緒って感じですね。
文:島村元子
島村 元子
日本モータースポーツ記者会所属、大阪府出身。モータースポーツとの出会いはオートバイレース。大学在籍中に自動車関係の広告代理店でアルバイトを始め、サンデーレースを取材したのが原点となり次第に活動の場を広げる。現在はSUPER GT、スーパーフォーミュラを中心に、ル・マン24時間レースでも現地取材を行う。
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