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モーター スポーツ コラム 2023年5月18日

『初心者ファン向け』“改めて確認しておきたい”スーパーフォーミュラの予選・決勝をより楽しむためのルール紹介

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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■スーパーフォーミュラとは?

スーパーフォーミュラ第3戦

まず「フォーミュラカー」とは、レース専用で設計、製造された車両のことで、運転席やタイヤがボディカウルに覆われていないのが特徴だ。代表的なものでいくとF1(Formula One)が有名だが、このスーパーフォーミュラはF1に次ぐ性能を持ったフォーミュラーカーレースと言われ、現在では日本最高峰のシリーズとして知られている。

両カテゴリーの違いで行くと、F1は世界選手権として世界各国を転戦して年間王者“ワールドチャンピオン”を決めるのに対し、スーパーフォーミュラは日本の舞台を中心に転戦するため全日本選手権という扱いになる。そのため、シリーズチャンピオンに輝くと“日本最速ドライバー”と称されることが多い。

また、F1は各チームでオリジナルの車体を用意することが原則ルールとなっているのが最大の特徴。ドライバーの力量よりも車体の性能が勝敗に影響することは、F1の世界において、よくあることだ。

それに対して、スーパーフォーミュラの車体はイタリア・ダラーラ社製の『SF23』で統一されており、ヨコハマタイヤが全車にワンメイク供給している。エンジンはホンダとトヨタで2社供給制となっているが、車体の差で勝敗がつくことは少なく、純粋にドライバーの力、チームの力が重要視されるレースなのだ。

■多くの海外ドライバーも参戦し、世界への切符を掴む

開幕戦でデビューウィンの快挙成し遂げたリアム・ローソン

そんなスーパーフォーミュラだが、前身のフォーミュラ・ニッポンや全日本F3000選手権の時代から、多くの海外ドライバーが日本にやってきて、自身の腕を磨く場所にもなっている。

あくまで一例ではあるが……過去には、こんなドライバーも参戦していた。
・ピエール・ガスリー
(2017SFランキング2位&ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得、現在F1アルピーヌで活躍)
・ストフェル・バンドーン
(2016SFランキング4位、2017~2018F1参戦、2022フォーミュラE王者、野尻智紀の元チームメイト)
・ニック・キャシディ
(2019SFチャンピオン、現在はフォーミュラEで活躍)
・アレックス・パロウ
(2019SFランキング3位&ルーキー・オブ・ザ・イヤー、2021米インディカーシリーズチャンピオン)
・パトリシオ・オワード
(2019SFに3レース参戦し、米インディカーシリーズへ転向)
・フェリックス・ローゼンクヴィスト
(2017SFランキング3位、米インディカーシリーズ参戦)

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