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モーター スポーツ コラム 2023年5月1日

SUPER GT第2戦プレビュー|大観衆の見守るGWの対戦、今度こそスカッとした展開を!

SUPER GT by 秦 直之
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こと雨に関しては、昨今は雨雲レーダーの精度が高まっており、どの時点で強く降るか察知できるようになっている。それはレースを運営する側も、もちろんチームも同様に。実際に強く降ってきたとして、勝負の最中だからドライバーは、ライバルが迫ってくれば同じようにアクセルを踏み続けるだろう。

それを回避するための赤旗だと、ご理解いただきたい。レース運営は、常に先の先を読んでいる。アトウッドで他車を巻き込むアクシデントも発生したが、あれはルーキーがゆえの経験不足が原因。それは断言できる。逆に公式練習は、想定より中山の気持ちが上回ったから、とも言えるだろう。

特に最初の赤旗は、近隣で落雷があり、ドライバーだけでなく観客の安全も配慮されたもの。身の安全を確保してほしい旨、何度もアナウンスされたし、サーキット内に落ちなかったのは不幸中の幸い。3度目の赤旗は、フルディスタンスの75%を満たし、フルポイント獲得できるようにという、いわば親心だったと思ってほしい。雨の中、再開を待ち続けていた観客の皆さんには気の毒ではあったが、変に続行して多少のスペクタルならまだしも、目を背けるような事態でも起きようものなら…。ご理解いただきたい。

鈴鹿SFでの勢いにも乗って、あのチームがリベンジ果たす?

開幕戦のリベンジを期すau TOM’S GR Supra。

昨年の第2戦で優勝を飾ったのは、ARTA NSX GTをドライブする野尻智紀/福住仁嶺組で、GT300クラスは富田竜一郎/大草りき/塩津佑介組のTANAX GAINER GT-R。そして、冒頭でも触れたとおり、前回のレースはMOTUL AUTECH ZとUPGARAGE NSX GT3が優勝しているわけだが、これらの結果をいつものように参考とするのは、こと今回は難しいだろう。

繰り返すが、この2戦はいずれもフルディスタンス達成していないからだ。最後までレースが続いていたら、あるいは雨が最後まで降らなかったら、また違った展開になっていた可能性は十分あるからだ。

たとえば、STANLEY NSX-GTの牧野任祐が、FCY(フルコースイエロー)が出される前にピットに入れていれば。あるいは、宮田莉朋に代わったばかりのau TOM’S GR Supraが、しっかりタイヤがはまっていれば。他にもタラレバはいくつも存在する。

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